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NBAオーナーらによる諮問・財政委員会は現地7日に会議を開き、人種差別発言で永久追放されたロサンゼルス・クリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏に対する、球団の強制売却について話し合いを行った。
諮問・財政委員会が会議を開くのは、この2週間で2度目。今回は売却を迫る適切な時期や、強制売却のためのプロセスが再検討された。リーグ広報担当のマイク・バス氏によると、クリッパーズの新CEO探しについての協議や、クリッパーズの従業員を訪ねた副コミッショナー、マーク・テイタム氏からの報告もなされた。
オーナーらは、来週にも再び会議を開く予定となっている。
NBAコミッショナーのアダム・シルバー氏は、差別発言が公になったスターリング氏に対し、リーグやチームと関わりを持つことを禁止。さらに罰金250万ドル(約2億5000万円)を科すとともに、強制的に球団を売却させる方針を示した。球団売却を強いるには、リーグ理事会の4分の3の承認が必要となる。(STATS-AP)