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現地7日、イースタン・カンファレンス準決勝(7回戦制)第2戦が行われ、第1シードのインディアナ・ペイサーズは、ロイ・ヒバートが今季ベストの28得点、9リバウンド、2ブロックをマークし、第5シードのワシントン・ウィザーズに86対82で競り勝った。シリーズ対戦成績を1勝1敗のタイに戻し、9日の第3戦で敵地に乗り込む。
プレーオフ最初の8試合の合計が37得点、24バウンドと大スランプに陥っていたヒバート。過去4戦中2戦では得点やリバウンドを1つもマークできず批判の的となっていたが、久々にオールスターセンターらしいパフォーマンスが飛び出した。
ヒバートは、「デイビッド・(ウェスト)はいつも、海の真ん中にいるときに、自分自身を救える人になれと話してくれていた。浮き輪やロープを投げて助けてくれる人はいない。だから、自分で何とかする必要があったんだ」と、自らの力で調子を取り戻したことについて、安堵した様子で語った。
大学時代の恩師や、親しい友人であるインディアナポリス・コルツのロバート・マシスと話をしたというヒバートは、74対77のビハインドで迎えた第4Q残り5分から、ポール・ジョージらと6点を連取。これが勝ち越しのランとなり、あとは最後までリードを守り切った。
ペイサーズはこのほか、ジョージ・ヒルが14得点、ポール・ジョージが11得点6リバウンド、4アシスト、ランス・スティーブンソンが12得点7リバウンド、5アシストをマークした。
プレーオフに入って初めて、相手チームのスリーポイントシュート成功数を9本未満に封じたペイサーズ。ウィザーズのスリー成功を21本中5本と、今プレーオフで最低の成功率(23.8%)に抑えこんだ。
ウィザーズは、マーチン・ゴータットが21得点11リバウンド、ブラッドリー・ビールが17得点、ネネが14得点をマーク。ドリュー・グッデンは「あのロイ・ヒバートを封じることに集中する必要がある」と、第3戦以降に向け、復調の兆しを見せたヒバートを警戒した。(STATS-AP)
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