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現地6日、ウェスタン・カンファレンス第1シードのサンアントニオ・スパーズと、第5シードのポートランド・トレイルブレイザーズが、スパーズのホームでカンファレンス準決勝(7回戦制)の第1戦を行う。レギュラーシーズンの直接対決は2勝2敗のイーブンとなっている。
パワーフォワードながらミドルシュートを得意とするダーク・ノビツキー擁するダラス・マーベリックスを下し、カンファレンス準決勝に進出したスパーズ。1回戦ではノビツキーを抑えることに成功したが、今度は“ノビツキー2.0”ともいえるラマーカス・オルドリッジがスパーズに挑戦を挑む。
1回戦でノビツキーをマークしたティアゴ・スプリッターは、5日にインタビューに応じ、「ラマーカスは若いダークさ。シュートもドライブも、ポストプレーできるし、とにかく何でもできる。我々はそのことを分かっている。全員で助け合わないと止められないってことを、チーム全員が分かっていると思う」と語った。
身長211センチながら、ノビツキー同様にミドルレンジからのシュートが多いオルドリッジは、ディフェンダーが小柄であれば高さを生かしジャンプシュート、自身と同じサイズであれば、その強さと素早さを武器に抜き去る。ロケッツとの1回戦では、最初の2試合で合計89得点をマークし、シリーズ平均で29.8得点、11.7リバウンド、2.7ブロックを記録した。
オルドリッジは「チームは自信を持ってプレーをするだろう。でも、自分たちが必死にもがいて、ここまでたどり着いたということを思い出さなくてはならない」とコメント。「自信はさらに高まっているけれど、ほとんどのメンバーにとって次は未知の領域だから」とカンファレンス準決勝に向けて気持ちを引き締めている。
ブレイザーズが1回戦を突破したのは2000年以来初めてで、対するスパーズは2年連続のNBAファイナル進出を見据えている。(STATS-AP)