ウィザーズがペイサーズ下し1勝0敗、カンファレンス準決勝で32年ぶりの白星
現地5日にイースタン・カンファレンス準決勝（7回戦制）の第1戦が行なわれ、第5シードのワシントン・ウィザーズが敵地で第1シードのインディアナ・ペイサーズを102対96で下し、幸先の良いスタートを切った。
ブラッドリー・ビールが25点中14得点を勝負どころの第4Qに稼ぐ活躍、トレバー・アリーザは22得点をマーク。前半、ペイサーズに31対30と一度だけリードを許して以降は、終始試合の主導権を握り、ラスト7分半も手堅い守備で相手を寄せ付けずに勝利した。
6年ぶりのプレーオフ進出で、2005年以来の1回戦突破を果たし勢いに乗るウィザーズ。ペイサーズ本拠地では2007年4月18日以来の白星で、カンファレンス準決勝での勝利も1982年以来実に32年ぶりとなる。
12連敗を喫していたインディアナポリスでの勝利に、アリーザは「勝つのが難しいアリーナだということは分かっている。随分長い間、勝っていなかったからね。だからこそ、プレーオフは、ここで勝利する最高のタイミングだと思わない？」と語り、次戦にも意欲をみせた。
7日の第2戦も引き続き、ペイサーズの本拠地で行われる。
1回戦の第7戦でアトランタ・ホークスを下し、なんとか生き延びたペイサーズは、2シリーズ連続の黒星スタート。ポール・ジョージとジョージ・ヒルがともに18得点でチーム最多、デイビッド・ウェストが15得点、12リバウンドをマークした。オールスターのロイ・ヒバートは、無得点、0リバウンドと、またも沈黙。
ペイサーズは、リバウンドをウィザーズに53対36と圧倒され、セカンドチャンスからの得点も19対5と大きく差をつけられた。アウトサイドの守備も崩され、ウィザーズにプレーオフの球団記録となる10本のスリーポイントシュート成功を許した。（STATS-AP）
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