Not Found
現地6日、第2シードのマイアミ・ヒートと第6シードのブルックリン・ネッツによるイースタン・カンファレンス準決勝第1戦が、ヒートの本拠地で行われる。今季のレギュラーシーズンの直接対決は、昨年7月にポール・ピアースとケビン・ガーネットを加えたネッツが、リーグ2連覇の王者を4勝0敗のスイープで下している。
ネッツは4戦全勝したとはいえ、そのうち3戦はわずか1点差、もう1戦はダブルオーバータイムを制しての勝利と、両チームの実力は互角。しかしヒートのビッグスリーの一角、ドウェイン・ウェイドは、接戦かどうかは関係がないとし、シーズン4連敗という事実に着目。「彼らが見つけた我々に勝つための暗号を解読しないといけない」と語った。
過去の例を見ると、ネッツが優勢と出ている。あるチームが、レギュラーシーズンの直接対決で4勝0敗以上を挙げた相手とプレーオフ(7回戦制)で顔を合わせるのは、今シリーズで史上26回目だが、最初の25回はいずれも、シーズンに勝利したチームがプレーオフでも勝利を収めている。
ネッツのジェイソン・キッドHCは「ヒートは何が待ち受けているか分かっていると思う」とコメント。「彼らとは4回、対戦をしてきた。我々は彼らに最高の敬意を払っているし、彼らも同じだと思っている。最高のシリーズになることを願っている」と意気込みを見せた。(STATS-AP)