デュラント＆R.ウェストブルックけん引、サンダーが最終戦勝利でカンファレンス準決勝進出
現地3日、プレーオフ1回戦（7回戦制）第7戦が各地で行われ、ウェスタン・カンファレンス第2シードのオクラホマシティ・サンダーは、第8シードのメンフィス・グリズリーズを120対109で下して、カンファレンス準決勝進出を決めた。
サンダーはケビン・デュラントが33得点、ラッセル・ウェストブルックがここ3戦で2度目のトリプルダブルと二枚看板が大車輪の活躍。ホームでの第7戦に勝利し、シリーズ対戦成績を4勝3敗とした。
グリズリーズの守備にここまでスローダウンを強いられてきたデュラントは、いつもの姿を取り戻し、フィールドゴール（FG）成功18本中12本、スリーポイントシュートは全5本をパーフェクトに決めてみせた。
相棒のウェストブックは、27得点、16アシスト、10リバウンドをマーク。アシスト数は、まだ本拠地がシアトルにあった1987年にネイト・マクミランが記録したプレーオフ1試合での球団記録に並んだ。
サンダーは第1Q、グリズリーズに57％のFG成功率を許し36対27とリードを許したが、第2Qに入ると反撃の狼煙を上げ、デュラントのスリーで51対50と逆転。再びデュラントのスリーで前半残り3.7秒に61対58とし、後半に弾みをつけた。
第3Q明けには10対2の猛チャージを展開。中盤にはデュラントがまたもやスリーを決め78対63とすると、グリズリーズはたまらずタイムアウト。しかし流れは変わらず、デレック・フィッシャーとウェストブルックの連続スリー、カロン・バトラーのダンクで第3Q終盤に92対76とし、あとは最後まで試合の主導権を離さなかった。
グリズリーズは、得点でチームトップのザック・ランドルフを出場停止処分で欠きながらも前半に11点リードを奪ったが、後半はサンダーにFG成功率66％と圧倒された。マーク・ガソルが24得点、右ハムストリングの故障を押してプレーしたポイントガードのマイク・コンリーは20得点、9アシストだった。（STATS-AP）
●試合結果データはこちらから＞＞
●試合結果一覧はこちら＞＞
