M.エリス29得点、マブスがスパーズに競り勝ち決着は第7戦へ
現地2日に行われたウェスタン・カンファレンスのプレーオフ1回戦（7回戦制）、第8シードのダラス・マーベリックスは、第1シードのサンアントニオ・スパーズとの接戦を113対111で制した。シリーズ対戦成績を3勝3敗のタイに戻し、決着を第7戦に持ち越した。
2連敗から地元で1勝を挙げ、1回戦敗退のピンチを回避したマブスは、リードを奪い返した第4Qにモンテ・エリスが12得点を集中し、チーム最多の29得点をマーク。大黒柱のダーク・ノビツキーが22得点で続いた。
第3Qを5点ビハインドで終えたマブスは、第4Qに14対2の猛チャージを展開し、8点リードに逆転。スパーズのトニー・パーカーの反撃で残り1分を切った時点で106対105と迫られたが、フリースローでつなぎ6点リードへ挽回した。
勝負の行方は、スパーズのダニー・グリーンとパティ・ミルズがスリーポイントシュートを決め2点差に迫ったことで分からなくなったが、残り0.4秒からのスパーズのインバウンドプレーで、ミルズのシュートは時間切れとなり、マブスの勝利が決まった。
両チームともに6選手が2桁得点をマーク。マブスは、ティアゴ・スプリッターの頭部を蹴り第5戦を出場停止処分となったデュワン・ブレアーが10得点、14リバウンド、ビンス・カーターが13得点で勝利に貢献した。
スパーズは、トニー・パーカーが第4Qに13得点を稼ぎ22得点、スプリッターは12本中11本のフリースローを決めてプレーオフ自己最多の19得点をマークした。
スパーズは、テキサス州のライバルをレギュラーシーズン4戦全勝のスイープで下し、対戦成績9連勝で今プレーオフを迎えたが、プレーオフ6度目の顔合わせで2度目の第7戦に突入することとなった。2006年のカンファレンス準決勝第7戦では、マブスが敵地でスパーズを下し、カンファレンス決勝に進出した。
第7戦はスパーズ本拠地で4日に行われる。（STATS-AP）
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