ネッツがラプターズに快勝、シリーズタイで勝負は最終決戦へ
イースタン・カンファレンス第6シードのブルックリン・ネッツは現地2日、地元で第3シードのトロント・ラプターズに97対83で快勝。プレーオフ1回戦（7回戦制）の対戦成績を3勝3敗とし、勝負を第7戦に持ち越した。デロン・ウィリアムスが後半に足を負傷しながらも、23得点でチームをけん引した。
第3Q序盤に左足首付近を傷めたウィリアムスだったが、マッチアップのカイル・ローリーを圧倒。第4Q残り1分13秒には値千金のスリーポイントシュートに成功し、92対79として勝利を決定づけた。
ウィリアムスは「自分自身のことは分かっている。2連敗を喫し、もっと積極的に攻めなきゃいけないと思っていた」とコメント。ネッツのジェイソン・キッドHCは「リーダーシップとタフネスの証し。彼がチームのために、身をもってそれを示してくれた」と足を引きずりながらプレーを続行した司令塔の活躍を称えた。
ウィリアムスは、ネッツが勝利した3戦全てで20点以上をマーク。ジョー・ジョンソンが17得点、ケビン・ガーネットは13得点で援護した。
今プレーオフ1回戦で第7戦にもつれるのは、これで4組目。4日にラプターズ本拠地で行われる第7戦の勝者が、カンファレンス準決勝でリーグ2連覇中の王者のマイアミ・ヒートと対戦する。
敗れたラプターズは、ダマー・デローザンが28得点をマーク。26点ビハインドの劣勢から挽回したが及ばず、2001年以来のプレーオフ1回戦突破をこの第6戦で決めることはできなかった。第5戦で36得点と爆発しチームの勝利に貢献したローリーは、この日はフィールドゴール（FG）16本中4本の成功で11得点と沈黙。2桁得点は2選手のみで、援護がなかった。（STATS-AP)
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