レイカーズM.ダントーニHCが辞任
2014-05-01
ロサンゼルス・レイカーズのマイク・ダントーニHC（62）が現地30日、辞任した。チームの広報担当のジョン・ブラック氏が認めた。
ダントーニHCは2012-13シーズン序盤、リーグ制覇11回のフィル・ジャクソン元HC（現ニューヨーク・ニックス球団社長）の後任だったマイク・ブラウンHC（現クリーブランド・キャバリアーズ監督）がわずか71試合で解雇されことを受け、レイカーズHCに就任。在籍期間2シーズン弱の通算成績は67勝87敗だった。
今季のレイカーズはコービー・ブライアントを筆頭に、スティーブ・ナッシュ、パウ・ガソルなど主力選手がケガで長期離脱。これが響き27勝55敗と球団史上ワースト2位の成績に終わり、優勝16回を誇る名門レイカーズは9シーズンぶりにプレーオフを逃した。レイカーズがプレーオフに進出できなかったのは、過去38シーズンでこれが3度目。
ミッチ・カプチャックGMは「この厳しい環境下で、過去2シーズンにわたりマイク以上にいい仕事ができた人物はいないと考える。マイクが日々チームにもたらした仕事に対する勤勉さ、プロ意識、前向きな姿勢に、レイカーズを代表して感謝の気持ちを述べたい」とし、同HCの今後の活躍を祈った。
ダントーニHCは1年の任期を残しての辞任で、来季の400万ドル（約4億円）の契約のうち一部が支払われるという。（STATS-AP）
