クリッパーズ買収にオプラ・ウィンフリー、マット・デイモンら名乗り
2014-05-01
人種差別的発言をしたクリッパーズのオーナー、ドナルド・スターリング氏に対し、NBAがリーグからの永久追放と多額の罰金処分を下し、球団売却を求める方針を示したことを受け、すでに多くの有名人がオーナー候補に名乗りを挙げている。
リーグ理事会の決定でドナルド・スターリング氏がチームを手放さざるを得なくなった場合のオーナー候補には、米人気女性司会者で米メディア界の女帝、オプラ・ウィンフリーさんを筆頭とし、億万長者から芸能人、アスリートまで豪華な顔ぶれがそろった。
ウィンフリーさんの広報担当は30日、ウィンフリーさんがすでに、友人であるレコード会社の大物、デイビッド・ゲフィン氏とオラクル社CEOのラリー・エリソン氏と共同出資について話し合いをしたことをメールで認めた。
クリッパーズが売りに出されれば、スポーツ球団として、2012年にロサンゼルス・ドジャースがロサンゼルス・レイカーズのレジェンド、マジック・ジョンソン氏を含む投資グループに20億ドル（約2044億円）で売却されて以来の高値が付くと見られるが、莫大な資産を持つ3者が結託すれば、オーナー候補の最有力候補に浮上するとみられる。なお、マジック・ジョンソン氏も、クリッパーズ買収に興味を示している。
また、プロボクシングで5階級制覇のフロイド・メイウェザー・ジュニア、6階級制覇の元ボクサー、オスカー・デ・ラ・ホーヤ、ヒップホップ界の超大物、ショーン・コムズ、ラッパーのリック・ロスとスヌープ・ドッグ、俳優のマット・デイモンなど、多くのセレブがオーナーグループへの参加に関心を示している。（STATS-AP）
