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現地25日に行われたウェスタン・カンファレンス第4シードのヒューストン・ロケッツと第5シードのポートランド・トレイルブレイザーズによるプレーオフ1回戦(7回戦制)第3戦は、延長戦の末、ロケッツが121対116で勝利。敵地で1勝を取り返し、シリーズの対戦成績を1勝2敗とした。
ロケッツは、プレーオフ最初の2戦で不調だったジェイムス・ハーデンがスランプから抜け出し、プレーオフ自己最多の37得点と爆発。しかし、負ければシリーズ敗退にリーチのかかる第3戦で勝利の立役者となったのは、ドラフト外ルーキーのトロイ・ダニエルズだった。
ダニエルズは、116対116の同点で迎えたオーバータイム残り11.9秒にスリーポイントシュートに成功。チームに貴重な勝ち越し点もたらし、勝利を一気に引き寄せた。
今シーズンをNBA下部組織デベロップメントリーグ(Dリーグ)で過ごし、3月5日までプロデビューさえ果たしていなかったダニエルズは「監督が名前を呼んでくれたことは、自分にとって、とても意味のあることだ」とコメント。「ルーキーは、いつ自分の出番が回ってくるか分からない。だからこそ、監督から信頼されているということを強く感じた」と、延長戦で自身を起用してくれた監督に感謝を述べた。
他にもドワイト・ハワードが24得点、14リバウンドと大暴れした。
7回戦制のシリーズで、ホームコートアドバンテージを持つチームが0勝2敗から逆転し、シリーズを制したのは、過去に3チームのみ。直近では2004-05シーズンに、ダラス・マーベリックスがロケッツを下してシリーズを勝利している。ロケッツは4チーム目を目指し、敵地での第4戦に挑む。
ブレイザーズは、第4Qの11点ビハインドを跳ね返し延長戦に持ち込んだが、一歩及ばず、対戦成績2勝1敗。デイミアン・リラードがチーム最多の30得点をマーク。今シリーズ2試合連続で40得点超えをマークし、チームを2連勝に導いたオールスターフォワードのラマーカス・オルドリッジは、オマー・アシックの堅守に封じられ、23得点と平凡な成績に終わった。(STATS-AP)
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