ブルズJ.ノアが最優秀守備選手賞に決定！
2014-04-22
NBAは現地21日、2013-14シーズンのNBAディフェンシブ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー（最優秀守備選手賞）を発表し、シカゴ・ブルズのセンター、ジョアキム・ノアが栄光に輝いた。
ノアは同日の受賞会見で、トム・ティボドーHCによる過酷な練習を振り返り「ティブズ（ティボドーHC）に言ったんだ。“もし、これで勝てなかったら、あなたを死ぬほど憎みますよ”と。そうしたら“信じろ、ジョー。私も君について同じように思っているから”と言い返されたんだ」と語り、同席した恩師と笑い合った。
ノアは、スポーツ記者とアナウンサーら識者による投票で1位票を100票集め、トータル555ポイントで受賞。2位は1位票8で166ポイントを獲得したインディアナ・ペイサーズのロイ・ヒバート、3位は1位票8で121ポイントのロサンゼルス・クリッパーズのデアンドレ・ジョーダンが続いた。
元有名テニスプレーヤーを父親に持つノアは、家族全員が最前列で見守る中、「このような賞を頂いたことを大変ありがたく思う」とコメント。ティボドーHCに対しては「あなたのシステムがなかったら、このようなことは起こりえなかった」と感謝の言葉を述べた。
今季のノアは、平均12.6得点、11.3リバウンド、5.4アシストをマークし、いずれもキャリアハイを記録。エースのデリック・ローズが膝のケガで離脱し、さらに主力のルオル・デンをトレードで失ったチームをイースタン・カンファレンス第4シードに導く力となった。
ノアは、1988年のマイケル・ジョーダンに続き、同賞に輝いたチーム2人目の選手となった。（STATS-AP）
