キャブスL.デンがJ・ウォルター・ケネディ市民賞を受賞
2014-04-16
クリーブランド・キャバリアーズのルオル・デンが現地15日、社会奉仕活動を積極的に行ったNBA選手やコーチ、トレーナーらに与えられるJ・ウォルター・ケネディ市民賞を受賞した。
2011年の独立後も部族間抗争が絶えない祖国・南スーダンのため、チャリティーに力を注ぐデンは、自身の活動に終わりはないとし「明日、目が覚めたら、助けを必要な人がいなくなっていたらいいのにと思う」とコメント。「だが、そんなことが起こるわけないよね。ただ私は、手助けをできる立場にいられることに幸せを感じている」と語った。
デンは近頃、民族大虐殺と人道に反する罪を終わらせることを目的とした人道支援NGO「イナフ・プロジェクト」で、スーダンの平和を求める公共広告を収録。また自身が設立した国際NPO「ルオル・デン基金」では、バスケットボールを通じて、英国やアメリカ、アフリカの恵まれない子どもたちに希望を与えるなど、様々な慈善活動に精力的に取り組んでいる。
デンは、オースティン・カー（1979-80）、エリック・スノー（2004-05）に続き、キャブスで同賞を受賞した3人目の選手となった。リーグ全体ではこれまで、デイブ・ビン、アイザイア・トーマス、ジュリアス・アービング、マジック・ジョンソン、ディケンベ・ムトンボ、デビッド・ロビンソン、ケビン・ガーネット、スティーブ・ナッシュらが受賞している。（STATS-AP）
