キングスD.カズンズがテクニカルファウル累積16回、最終戦を出場停止処分へ
2014-04-15
NBAは現地14日、サクラメント・キングスの先発センター、デマーカス・カズンズの今季16回目のテクニカルファウルを撤回しないと発表した。リーグでは、1シーズンのテクニカルファウルの累積が16回に達すると自動的に1試合の出場停止処分（無報酬）が科される。
カズンズは、今季最終戦となる16日のフェニックス・サンズ戦を欠場することになる。同選手は過去2シーズン、リーグがテクニカルファウルを撤回したことにより、出場停止処分を免れていた。
カズンズはその気性の荒さから、数々のテクニカルファウルをコールされてきた。2月には、ヒューストン・ロケッツのパトリック・ビバリーの腹部をパンチし、さらに審判に暴言を吐いたとして1試合出場停止と2万ドル（約200万円）の罰金処分が科せられている。昨季は、“プロらしからぬ振る舞い”によるチームからの1試合出場停止を含め、3試合の謹慎処分を受けた。
本人は態度を改めると繰り返しているが、コート上ではなかなか実行できていない。今季16度目のテクニカルファウルは、13日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦で審判に向けて腕を振った後でコールされた。2月25日以来のテクニカルファウルで、コールなしの期間はキャリア最長だった。
カズンズは、シーズン前にチームと4年総額6200万ドル（約63億2000万円）の延長契約にサイン。キャリアハイの平均22.7得点、11.7リバウンド、2.9アシスト、キャリアベストのフィールドゴール（FG）成功率49.6％をマークし、一足先に4年目のシーズンを終えることとなった。（STATS-AP）
