T.ロス24得点の活躍、ラプターズがペイサーズ制す
2014-04-05
トロント・ラプターズは現地4日、インディアナ・ペイサーズに102対94で競り勝った。テレンス・ロスが24得点の活躍を見せ、ベンチが手薄のチームをけん引した。
イースタン・カンファレンスのプレーオフ第2ラウンドで対戦する可能性のある両チームの対戦は、ポストシーズンさながらの熱戦となった。第3Qにはジョン・サーモンズ（ラプターズ）とポール・ジョージ（ペイサーズ）が鼻を突き合わせ、一色触発の事態になるなどヒートアップ。75対75の同点で迎えた第4Qは、ペイサーズが中盤に7対0のランで3点のリードを奪った。
しかし、ラプターズは猛攻で反撃。ヨナス・バランチュナスがリバウンドからフックシュートを決め、残り3分に96対94と逆転に成功する。あとは、守備を引き締めペイサーズに追加点を許さず。ダマー・デローザンが残り13秒にダメ押しのフリースローを決めた時には、観客からMVPコールが沸き起こった。
バランチュナスが22得点、9リバウンド、デローザンが20得点で勝利に貢献。カイル・ローリーとアミア・ジョンソンの両先発が故障で欠場したが、イースタン3位のラプターズはここ6戦で5勝を挙げ、アトランティック地区タイトル獲得に向け好調を維持している。
ここ最近の失速によりシーズンを通じて維持してきたイースタン首位の座をマイアミ・ヒートに奪われてしまったペイサーズは、ポール・ジョージがチーム最多の26得点。デイビッド・ウェストが21得点をマークした。（STATS-AP）
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