レブロン32得点、ヒートがラプターズ下し東首位に浮上
マイアミ・ヒートは現地31日、地元でトロント・ラプターズに93対83で快勝。シーズン成績を51勝22敗とし、今季初めてイースタン・カンファレンス首位に立った。
先週26日にはインディアナ・ペイサーズとの直接対決で敗れ、イースタン首位争いで3ゲーム差をつけられた2年連続リーグ王者のヒート（51勝22敗)。徐々にその差を詰めると、この勝利でついにペイサーズ（52勝23敗）を勝率でわずかにかわし、首位に浮上した。
レブロン・ジェイムスが、32得点でチームをけん引。首位浮上については「何も感じていない。自分たちは最高のプレーをしたいと思っているだけ。首位に立ったことはすごいけれど、やるべきことは山ほどある。だからそのこと（首位浮上）については話すらしていないし、これからも話題にしないと思う」とし、シーズンを戦い抜くことに集中していると語った。
ヒートは、第2Qの10点ビハインドの場面から22対9の猛チャージで試合をひっくり返すと、後半もリードを守り切って勝利した。クリス・ボッシュが18得点、クリス・アンダーセンが全5本のフィールドゴール（FG）成功で13得点をマーク。ドウェイン・ウェイド（ハムストリング）、グレッグ・オデン（背中）、レイ・アレン（インフルエンザ）が欠場した。
ラプターズは、グレイビス・バスケスが17得点、ダマー・デローザンが16得点、ヨナス・バランチュナスが14得点、10リバウンドをマーク。カイル・ローリーは、第3Q終盤にレブロンと接触して左膝を痛め、負傷退場となった。ドウェイン・ケイシーHCによると、レントゲン検査に異常はなかったというが、イースタン第3シード争いをしている最中なだけに、回復の状況が心配される。（STATS-AP）
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