G.ドラギッチ32得点、サンズがニックス下し4年ぶりの6連勝、西7位に浮上
フェニックス・サンズは現地29日、ホームでニューヨーク・ニックスを112対88の大差で下し、4年ぶり、今季初の6連勝を飾った。エースのゴーラン・ドラギッチが、プレータイム32分間で32得点をたたき出し、チームに勝利をもたらした。
サンズは、ドラギッチが第1Qだけで18得点をマークし好スタートを演出すると、ハーフタイムの時点で22点の大量リードを手にした。第3Qには32点差にリードを拡大。第4Q序盤に92対75と点差を縮められたが、ジェフ・ホーナセックHCがドラギッチと相棒のエリック・ブレッドソーをコートに戻し、残り6分に104対75と再び点差を広げて勝負を決めた。
ドラギッチは、第2Qにタイソン・チャンドラーの腕を顔面に受け左目の上を5針縫うトラブルに見舞われたが、後半のスタートからコートに戻り、プレーを続行した。ブレッドソーは、16得点、7リバウンド、6アシストのオールラウンドな活躍で貢献。マーキーフ・モリスが16得点、マイルス・プラムリーは11得点、12リバウンドのダブルダブルを記録した。
サンズは、サイズで上回るニックスをリバウンド数で56対37、ペイントエリア内の得点で46対24と圧倒した。
同日にメンフィス・グリズリーズがゴールデンステイト・ウォリアーズに敗れたため、サンズはグリズリーズを0.5ゲーム差で抜き、ウェスタン・カンファレンス7位に浮上。プレーオフ圏外9位のダラス・マーベリックスとの差を1ゲームに広げた。
敗れたニックスは、主砲のカーメロ・アンソニーが、今季の平均を7点下回る21得点、アマレ・スタウダマイヤーが19得点をマーク。ウェスタン・カンファレンスのロード5連戦は3試合を消化したが、そのうち2試合が大敗となった。イースタン・カンファレンス8位のアトランタ・ホークスとの差は2ゲームに広がっている。（STATS-AP）
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