選手会事務局長のビリー・ハンター氏が現地14日に選手たちとミーティングを行うことが分かった。米スポーツ専門ケーブル局『ESPN』のウェブサイトが現地11日に報じた。

　選手会とオーナー側は、9日、10日の2日間で12時間以上に及ぶ労使交渉を行ったが合意に至らず、来季NBAはレギュラーシーズン開幕からの2週間が中止になる事態となった。ハンター氏は今回ロサンゼルスで開催されるミーティングで、選手会とオーナー側の現在の立ち位置について、選手たちに直接説明する意向だという。

　前回ラスベガスで行われた選手ミーティングには約40人の選手が出席。ハンター氏はリーグに所属する400人以上の選手をうまくまとめており、今のところハンター氏や選手会を公に批判する選手は一人も出ていないという。

　なお、関係者の話によれば、選手会がオーナー側の提案するシステムに反対している主な理由としては、選手会がミドルクラスの選手の利益を第一に考えているためだという。