車イスバスケットボール界のスーパースター、パトリック・アンダーソン

  • 2017/12/08

パトリック・アンダーソン

パラリンピックでカナダ代表を3度の金メダルと1度の銀メダルに導いた車イスバスケットボール界の世界最高のスーパースター、パトリック・アンダーソン。

そのスーパースターが11月25日(土)に東京ミッドタウンで開催された、パラスポーツの楽しみ方や、理解を深めることを目指したイベント「IMPOSSIBLE CHALLENGE FIELD」に出演するため、来日を果たした。

当日は2020年東京オリンピックを担うであろう車イスバスケットボール日本代表のプレーヤーとハーフコートでのデモンストレーションなどを披露。車椅子同士が激突する際の激しい音、パトリック選手が華麗なシュートを次々と決めるなど、みどころ満載なイベントとなり、来場した観客からは歓声やどよめきが次々と起こった。

そんな彼に、普段からもチェックしているNBAの事や、2018年に放送される彼自身も出演するドキュメンタリー番組「WHO I AM」に関するなどをたっぷりとお話伺った。(インタビュアー:佐々木クリス/WOWOW NAB解説)

―― まずは今日の「IMPOSSIBLE CHALLENGE FIELD」のイベントの感想をお聞かせください

凄く楽しかったよ。若き日本代表やサポートしてくださる様々な方々にもお会いできたし、こうやってインタビューを受けたり、NBAの番組にも登場させてもらえたりと、様々なパーツが組み合わさって、楽しさという部分で相乗効果が生み出されたと思う。

―― ご自身のプレーで今日イベントに来た観客は非常に興奮していました

世界の裏側からやって来て、このようなイベントに出るという事で非常に責任を感じていた。その中で自分にも皆さんに伝えたい情熱があって、それが皆さんに1日ではあったが、伝わったのではないかと思っている。

―― ご自身、プレーヤーとしてどのような視点でNBAを見ていますか

プレーヤーが自身のスキルを遂行するスピード。テレビや俯瞰した場所から見ていると、誰もが自分でも出来ると感じてしまいがちだが、実際にアリーナで直視すると、限られたスペースと時間の中で、瞬間的にスキルを披露している。それを見ると早く体育館に戻って、自分のスキルを同じレベルに引き上げたいという気持ちになるんだ。

―― 自身のプレーに影響を与えているNBAプレーヤーやチームはありますか

やはりステフィン・カリーかな。どんなにディフェンスがタイトでも冷静に正確かつ、クイックに放つシュートを見ると、自分自身も非常に刺激を受ける。カリー以外にはカワイ・レナードやスパーズの戦うメンタリティーには凄く刺激を受けている。

カワイ・レナードに関しては素晴らしいディフェンススキルと、正確にミスなくプレーを遂行する姿が参考になっているし、自分がゲームや練習などでプレーが少しルーズになった時、彼の姿を思い出して、奮い立たせているんだ。

パトリック・アンダーソン ―― 好きなNBAチームはどこですか

ニックスかな。今シーズンは難しい状況だけど、このチームの未来は非常に明るいと思っている。そして、もう1つはラプターズ。今シーズン、チャンスがあると感じているよ。

彼らはカナダ全体のチーム。やはりカイル・ラウリーとデマー・デローザンの活躍を見たい。彼らは凄く特別な存在で、地域にとっても非常に貢献度の高いプレーヤーなので本当に応援しているんだ。

プレーオフで成績を残していない事に対して批判もあるが、それを払拭するような活躍をして欲しいし、チームとしてプレーオフで好成績を収めて欲しいと思っているよ。

―― 好きなNBAプレーヤーはいらっしゃいますか

カワイ・レナードだね、静かに仕事を成し遂げる必殺仕事人のようなプレーヤーだからかな。NBAはショーのような華やかさのあるプレーが多い。でも、彼はそういう部分とは対極にあるプレーヤーだと思うし、同じチームの引退したティム・ダンカンも彼と同じようなプレーヤーだった。

凄く地味なんだけど、内面では虎視眈眈と相手を倒すために仕事をする気持ちを持っている。昨シーズン、MVPとして皆さんが注目したのはラッセル・ウエストブルックや、ジェームズ・ハーデンなど派手で華やかなプレーヤーだったけど、その中にカワイ・レナードが入っていた。

彼は40分間、相手のエースをハードにディフェンスして、それでいてオフェンス面でも素晴らしいパフォーマスを発揮して、攻守両面で戦えるプレーヤーでもある。自分は彼に注目しないのは、納得できないという気持ちを持っているよ。それくらい彼が好きなんだ。

―― 2018年放送予定の「WHO I AM」に出演されるわけですが、みどころや注目してもらいたい部分を教えて頂けますか

自分自身の情熱の中心は「バスケ・家族・音楽」の3つで、それを皆さんがどのように受け止めてくれるのか、非常に興味を持っている。その中で今伝えた3つのバランスを自分がしっかりと持たなくてはならないし、その部分も番組を通して見せていく事が出来ると思う。

最終的には2020年に東京に戻って来て、そこで活躍してメダルを獲得したい。そんな自分自身の様々な情熱の部分が皆さんに伝わるといいかなと感じているんだ。

―― 再度、現役に復帰して2020年の東京でのパラリンピックを目指す理由を教えて頂けますか

実は引退後もバスケから距離を置いていたわけではなく、練習相手だったり、メンターだったりとカナダ代表に携わっていた。その中で仲間たちと、あと数年同じ時間を過ごしたいと率直に思ったんだ。

そして、2020年に東京で4つ目の金メダルを獲得したら、もっともっと皆さんが自分に注目してくれるんじゃないかなと思ったからだね(笑)。

だけど、今は世界のレベルが格段に上がっている。2020年に自分が40歳を超えて、最高の自分自身であった上で、金メダルを獲得する目標を達成するのは簡単ではないと思っている。

そして、メダルを獲得した時にはレブロン・ジェームズやラッセル・ウエストブルックなどのNBAのスーパスターと肩を並べて、自分自身の名前が挙がるように努力していきたい。

――今回は何度目の来日ですか、その中で印象に残った事を教えてください

世界選手権などの大会で7~8回も来日しているが、実は東京には今回初めて来たんだ。今まで様々な素晴らしい場所や、美味しい食文化に触れる事が出来た。その中でも、築地市場に行ってお寿司を堪能できたのは、素晴らしい経験だったね。20年前にお寿司を体験した時は口に合わなかったけれど、今や大好物の1つだよ。

◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆

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2020年まで5年にわたり世界最高峰のパラアスリートに迫る大型ドキュメンタリーシリーズのシーズン2。アルペンスキーの森井大輝選手ほか冬季競技の3番組は2018年2月4日(日)放送スタート!
シーズン3ではパトリック・アンダーソン選手の密着も決定!

■詳しくはWHO I AM公式サイトへ!⇒

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