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コーツ・ゴルフ選手権

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日本人設計家が生んだタイの名門“サイアムCC”

タイ国内では名門コースとして知られているサイアムCC、パタヤ・オールド・コース。(写真提供:Getty Images)

 LPGA女子ツアー第4戦は、賞金ランク上位の選手と特別推薦で選ばれる計70名が予選カットなしで争う「ホンダLPGAタイランド」だ。記念すべき10回目を迎える今回も、戦いの舞台となるのはサイアムCC、パタヤ・オールド・コース。これまでにタイのナショナルオープンを開催するなど、タイ国内では名門コースとして知られている。開場は1971年、設計は袖ヶ浦カンツリー倶楽部・袖ヶ浦コースや飯能ゴルフクラブなどを手がけた和泉一介。名匠・井上誠一の下で設計を学んだ1人だ。コースは2007年にリー・シュミットにより再設計されているが、基本的なデザインやコンセプトは継承され、「どこか日本的な雰囲気がある」と日本人ゴルファーからも人気を博しているという。

 もともと山間部を切り開いてつくられたコースは、フェアウェイやグリーンに大きなアンジュレーションがあるのが特徴だ。ティーショットでは同じようなところにボールがキャリーしても跳ね方次第で、その行方は大きく異なり、セカンドショットのライにも影響することも少なくない。また傾斜の大きなグリーンは、2段グリーンも多く、同じ面につけなければバーディは愚か、途端にパーセーブが難しくなってしまう。6,548ヤード・パー72のセッティングだが、ピンポジション次第で大きく難易度が変わる、一筋縄ではいかないコースだ。

15年大会は大きなドラマが生まれ、エイミー・ヤンが優勝!

難コース、サイアムCCでの戦いは罠が多く最後まで気が抜けない。(写真提供:Getty Images)

 熱戦が繰り広げられる終盤のホールを、昨年の覇者であるエイミー・ヤンと2位に入ったステーシー・ルイス、2人の優勝争いを交えながら紹介したい。最終日、首位と1打差の2位でスタートしたヤンは、前半に3バーディを奪い単独首位で折り返す。続く10番でもバーディを決め、2位のルイスに2打差をつけて14番(418ヤード・パー4)を迎えた。

 距離のある14番は、セカンドがやや打ち上げになることもあり、多くの選手がミドルアイアンを持たされる。グリーンも左右で高さが異なる2段グリーンで、グリーン手間にはバンカーが待ち受けている。ヤンはティーショットを曲げて、セカンドをグリーン手前の距離のあるバンカーに入れてしまう。バンカーショットにも失敗し、結局ボギー。一方、フェアウェイをとらえたルイスは、ピンハイにつけバーディパットを沈め、トップに並んだ。

 続く15番(319ヤード・パー4)は、日によって319ヤードと265ヤードの2つのティーグラウンドを使い分けている。前方のティーを使用すればワンオンも可能で、3日目にはステーシー・ルイスがイーグルを奪っている。優勝争いでは大きなドラマが生まれたホールだ。バーディーチャンスにつけたエイミーに対し、ルイスは残り約70ヤードのセカンドショットをキャリーでグリーンオーバーし、痛恨のダブルボギー。バーディーとしたヤンと一気に3打の差がついた。

傾斜が大きなグリーンは最後までボールの動きに注意!

ステーシー・ルイスと優勝争いを繰り広げ、見事に優勝を勝ち取ったエイミー・ヤン。(写真提供:Getty Images)

 距離のある16番(198ヤード・パー3)は、縦長の2段グリーンが特徴的で、ピンポジション次第で大きく表情を変える。ピンが奥に切ってあっても無理に狙わずパッティング勝負とする選手が多く、「いかにパーセーブするか」がポイントなる。優勝争いでは下の段にカップが切られ、カラーから3パットをしたヤンに対し、ピンに真っ直ぐ打ってきたルイスはパーセーブ。その差を縮める。  クリークがフェアウェイを横切る17番(396ヤード・パー4)。ティーからクリークまで265ヤードと、ティーショットはレイアップを選択する選手が多い。ただし、刻みすぎるとセカンドが左足下がりのライとなってしまう。グリーンは、右手前から左奥へ斜めにデザインされ、真ん中に尾根がありグリーンを二分している。左サイドにピンが切られた最終日、反対の右サイドに乗せたヤンは、ファーストパットを大きくショートするもパーパットをしっかりと沈め、2打差をキープする。

 フィニッシングホールは、543ヤードのパー5。ロングヒッターなら十分に2オンが可能なホールだが、持ち受けるのは手前と奥が高く、真ん中が低くなっている特徴的なグリーン。ボールの落とし所次第では、グリーンにキャリーさせても傾斜に阻まれ、グリーンの外へと転がり出てしまう。昨年は、ヤンとルイスが共にセカンドをグリーン手前のバンカーに入れ、同じようなショットをしたが、ルイスのボールだけ傾斜を転がりグリーンの外へ。明暗が分かれた1打だった。ボールの落とし所、そしてスピンコントロールが求められる。

 日本からは、宮里藍と横峯さくら、宮里美香に加え、オリンピック出場を目指す大山志保が出場。また、昨年日本ツアーで賞金女王に輝いたイ・ボミの出場も決定している。さらに、今季の開幕戦でまたも2位に甘んじたステーシー・ルイスや、開幕戦の棄権から復帰する予定のインビー・パーク、アリヤ・ジュタヌガーンをはじめとする地元タイ勢からも目が離せない。

※ ホールのヤードは昨年大会を参照

歴代優勝者

歴代優勝者

開催年 選手名 スコア 賞金総額 優勝賞金
2015 エイミー・ヤン(韓) 273(-15) $1,500,000 $225,000
2014 アンナ・ノルドクビスト(スウェーデン) 273(-15) $1,500,000 $225,000
2013 インビー・パーク(韓) 276(-12) $1,500,000 $225,000
2012 ヤニ・ツェン(台) 269(-19) $1,500,000 $225,000
2011 ヤニ・ツェン(台) 273(-15) $1,450,000 $217,500
2010 宮里 藍 267(-21) $1,300,000 $195,000
2009 ロレーナ・オチョア(メキシコ) 274(-14) $500,000 $75,000
2008 開催なし
2007 スーザン・ペターセン(ノルウェー) 267(-21) $1,300,000 $195,000
2006 ハン・ヒウォン(韓) 202(-14) $1,300,000 $195,000
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