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2月17日更新

【プレビュー&予想スタメン】バルセロナvsバレンシア

◆白熱の戦いを繰り広げるバルセロナとバレンシア 名物カードは両指揮官の采配にも注目

レアル・マドリードとバルセロナによる“クラシコ”に次ぐ、近年の名物カードともいえる両チームの対戦。既に3度顔を合わせている今シーズンも、手に汗握る戦いが続いている。メスタージャ(バレンシアの本拠地)が舞台となった9月の第5節および先月のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)準決勝ファーストレグでは共にドロー(2‐2、1‐1)と両者譲らず、カンプ・ノウ(バルセロナの本拠地)に舞台を移したセカンドレグで、バルセロナがようやくバレンシアを2−0で下した。

再びホームで戦えるこの試合では有利が予想されているバルセロナだが、前節オサスナ戦では2‐3でよもやの黒星を喫し、アウェイの苦手ぶりを改めて露呈。首位R・マドリードとの差は10ポイントに広がり、4連覇に向けて赤に限りなく近い黄信号が灯ってしまった。一方、同じくアウェイ戦となったチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のファーストレグでは、レヴァークーゼンに3‐1で快勝し、準々決勝進出に大きく前進した。

レヴァークーゼン戦では、イニエスタとセルヒオ・ブスケツがスタメンに復帰したことで、中盤の安定感を取り戻した。また、同試合で2ゴールを挙げたアレクシス・サンチェスが調子を上げてきているのは、メッシに大きな負担が掛かっている攻撃陣においては非常に大きい。その一方で、ふくらはぎに再び違和感を訴えたシャビは出場が厳しいと見られている。また、レバークーゼン戦でピケが招集外となったことについては様々な憶測が飛び交っており、この試合での動向が話題となっている。

一方、3位が定位置となっているバレンシアは、リーガ・エスパニョーラでは直近4分1敗と調子を落としていたものの、前節スポルティング・ヒホン戦にはホームで4‐0と圧勝し、2012年の初白星を挙げた。また、続くヨーロッパリーグ決勝トーナメント1回戦のストーク・シティとのファーストレグでもアウェイで1−0と勝利し、チームは再び上昇基調を迎えている。

今回の一戦に向けては、今シーズン3度の対戦で唯一黒星を喫した試合に欠場したソルダードを起用できるため、大きなプラスとなる。一方、ウィルス性の風邪によりストーク・シティ戦で招集を外れたジョルディ・アルバが復帰できるか否かは、戦術面で重要な鍵を握る。実際、ここまでの数シーズンの対戦において、同選手の前方にマテューを配置して左サイドを制圧してきたバレンシアは、直近のコパ・デル・レイの2試合ではバルセロナに対し、プジョルを右サイドバックに起用するという守備的な布陣を採用させることに成功している。

サイドでの攻防に見られる通り、この2チームの対戦では両指揮官の采配も見所の1つとなる。共に2008‐09シーズンからチームを率いているジョゼップ・グアルディオラ監督とウナイ・エメリ監督は、それぞれ41歳、40歳と同年代であり、互いの力量を認め合う間柄にある。また、5年半の長期政権を築いていたスポルティング・ヒホンのマノーロ・プレシアド監督が解任されたことにより、“グアルディオラのバルセロナ対エメリのバレンシア”は、リーガ・エスパニョーラで続けられている対戦の中で最も顔合わせが多いカードとなった。若手屈指の指揮官として名声を博すなど共通点が多い両者だが、来シーズンの去就が決まっていない点でも状況は似通っている。これまで凌ぎを削ってきた両監督によるバルセロナ対バレンシア戦は、今シーズンで見納めとなる可能性もあるだけに、最後までしっかりと熱戦を見届けたい。

【予想スタメン】
・バルセロナ[4‐3‐3]
GK:1.ビクトル・バルデス
DF:2.ダニエウ・アウヴェス、3.ピケ、5.プジョル(14.マスチェラーノ)、22.アビダル
MF:16.セルヒオ・ブスケツ、(15.セイドゥ・ケイタ)、4.セスク、8.イニエスタ
FW:9.アレクシス・サンチェス、10.メッシ、17.ペドロ(23.クエンカ)

・バレンシア [4‐2‐3‐1]
GK:1.ジエゴ・アウヴェス
DF:23.ミゲル、4.ラミ、18.ビクトル・ルイス、17.ジョルディ・アルバ(22.マテュー)
MF:6.アルベルダ、10.バネガ、8.フェグリ、7.ジョナス、22.マテュー(14.ピアッティ)
FW:9.ソルダード


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写真:AP/アフロ