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コラム / 海外ボクシングコラムVol.30

史上最大規模のデラ・ホーヤ対メイウェザー ~1試合で158億円のPPV売上~
双方に40億円超の報酬

前回に続いてボクシングのイベント収入、選手の報酬に関する話題である。

マイク・タイソン(アメリカ)がイベンダー・ホリフィールドとの2連戦で計6,000万ドル(当時のレートで約68億円)、レノックス・ルイス(イギリス)戦で1,750万ドル(約23億円)を得たことには前回触れた。

では、いったいタイソンは現役時代にいくら稼いだのだろうかという素朴な疑問が生じる。あるデータによると、タイソンは1985年3月のプロデビューから2005年6月のラストファイトまでの58試合(50勝44KO6敗2無効試合)で、合計約340億円の報酬を得たとされている。さらに驚くべきは、その財貨をすべて使い切った挙句、破産してしまったことである。この"鉄人"はリングの中でも外でも、様々な意味でケタ外れだった。

リングでそのタイソン以上の財をなしたと言われるのが、史上初の6階級制覇を成し遂げたオスカー・デラ・ホーヤ(アメリカ)である。

1992年のバルセロナ五輪で金メダルを獲得したデラ・ホーヤは、100万ドル(当時のレートで約9,000万円)の契約金でプロ転向。以後、90年代から2000年代にかけて世界のボクシング界をリードし続けた。 同時代のライバルたちとも数々の歴史的ファイトを行い、そのたびに様々な記録を塗り替えていった。

★フェリックス・トリニダード戦(99年)
PPV契約:約125万件=約69億円
報酬=約25億円
★バーナード・ホプキンス戦(04年)
PPV契約:約100万件=約60億円
報酬=約38億円
★リカルド・マヨルガ戦(06年)
PPV契約:約93万件=約57億円
報酬=約22億円
★マニー・パッキャオ戦(08年)
PPV契約:約125万件=約63億円
報酬=約18億円+歩合(金額は不明)

※いずれも当時のレートで換算
※PPV=ペイ・パー・ビュー(有料TV)

極めつけは07年5月のフロイド・メイウェザー(アメリカ)戦である。アメリカ・ラスベガスのMGMグランド ガーデン・アリーナで行われたこの試合、観客は16,200人、入場料だけでも約23億円の売上に達している。PPVの契約件数は史上最多の約240万件。その売上は約158億円に上った。当然、両者の報酬も破格だ。デラ・ホーヤが保障報酬+PPVの歩合報酬で合計4,500万ドル(当時のレートで約54億円)、メイウェザーも3,500万ドル(約42億円)を得たと伝えられている。もちろんPPVの契約件数、売上、1試合の報酬とも史上最高記録である

ちなみにデラ・ホーヤが現役時代に試合で得た報酬は、タイソンを上回る400億円超に上ると推定されている。

はたして、これらの記録も破られるときが来るのだろうか。


Written by ボクシングライター原功

©NAOKI FUKUDA

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