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コラム / 海外ボクシングコラムVol.18

判定知らずのチャンピオンたち ~連続KO防衛記録~
1位は17連続のウィルフレド・ゴメス

多くのボクサーにとって究極の目標は世界チャンピオンになることだが、その地位についてから並みいる強豪を相手に防衛を果たすことは、さらに価値のあることといえる。そんな防衛の数々をKOで飾れたなら、これはもう理想の世界だ。今回は「連続KO防衛」の記録に迫ってみた。


<連続KO防衛記録 歴代10傑>
(1) 17=ウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)
(2) 14=ダリウス・ミハエルゾウスキー(ポーランド)
(3) 10=ロベルト・デュラン(パナマ)
(3) 10=ナジーム・ハメド(イギリス)
(5) 9=ヘンリー・アームストロング(アメリカ)
(5) 9=カルロス・サラテ(メキシコ)
(5) 9=マイケル・モーラー(アメリカ)
(5) 9=フェリックス・トリニダード(プエルトリコ)
(9) 8=トミー・バーンズ(アメリカ)
(9) 8=エデル・ジョフレ(ブラジル)
(9) 8=ホセ・クエバス(メキシコ)
(9) 8=ラリー・ホームズ(アメリカ)
(9) 8=アーロン・プライアー(アメリカ)
(9) 8=カオサイ・ギャラクシー(タイ)
(9) 8=リカルド・ロペス(メキシコ)
(9) 8=シェーン・モズリー(アメリカ)


ゴメスの17連続KO防衛はWBCスーパー・バンタム級時代の77年~83年にかけて記録されたもの。「バズーカ」の異名を持つゴメスは無冠戦を含めると32連続KO勝ちも記録しており、KO話には欠かせない選手といえる。

2位のミハエルゾウスキーは23度防衛の実績を残しているが、意外にKOのイメージは強くない。試合のほとんどをドイツ国内で行ってきたことと無関係ではなさそうだ。

デュランの記録はライト級時代のもので、その後、「石の拳」を武器に4階級制覇を成し遂げている。ハメドは96年~98年までの約2年間で記録したもの。

おもしろいのは10傑(16人)のうち最重量級のヘビー級がバーンズとホームズの2人だけだという点だ。重量級というカテゴリーに枠を広げても、ライト・ヘビー級時代のモーラーとミハエルゾウスキーが加わるだけである。

逆に軽量級のハメド(フェザー級)、サラテ、ジョフレ(いずれもバンタム級)、カオサイ(スーパー・フライ級)、さらに最軽量のミニマム級王者ロペスが名を連ねている点が興味を引く。

現役のチャンピオンでは、IBF・WBO世界ヘビー級王者ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)が目下5連続KO防衛中だ。

日本の世界王者ではライト・フライ級の具志堅用高(協栄)の6連続KO防衛が最多で、現役の長谷川穂積(真正)の5、西岡利晃(帝拳)の4が続いている。

2連続KO防衛中のWBA世界スーパー・フェザー級王者、内山高志(ワタナベ)が、これらの記録にどこまで迫れるか注目したい。


Written by ボクシングライター原功

©NAOKI FUKUDA

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