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コラム / 海外ボクシングコラムVol.08

ボクシング世界チャンピオンにとって防衛戦は必須!?

何の業界でもトップに立った者の責務は重いものがある。会社ならば社長、ボクシングの場合は世界チャンピオンということになる。
ボクサーにとって世界チャンピオンは究極の目標ではあるが、その立場に立った後は義務も生じる。防衛戦の履行である。「防衛してこそホンモノのチャンピオン」とまで言われるほどだ。今回は、そんな世界チャンピオンの防衛記録を紹介しよう。

世界チャンピオンは原則的には自由に挑戦者を選ぶことができるが、WBA(世界ボクシング協会)ならば9ヵ月、WBC(世界ボクシング評議会)ならば1年に一度、統括団体が指名する挑戦者と拳を交えなければならない。これを拒否するとタイトルを剥奪されることもある。「チャンピオン=最強」の構図を維持するための最善策といえよう。
チャンピオン制度が確立された近代ボクシングの歴史は約120年に及ぶが、世界チャンピオンの防衛回数記録は以下のとおりだ。

(1)ジョー・ルイス(アメリカ)ヘビー級=25度
(2)ダリウス・ミハエルゾウスキー(ポーランド)ライト・ヘビー級=23度
(3)リカルド・ロペス(メキシコ)ミニマム級=22度
(4)ジョー・カルザゲ(イギリス)スーパー・ミドル級=21度
 スフェン・オットケ(ドイツ)スーパー・ミドル級=21度
(6)バーナード・ホプキンス(アメリカ)ミドル級=20度

ルイスのV25は1937年から1949年までの12年間で達成されたもので、これは在位の史上最長記録でもある。2位以下の記録が1990年以降、つまり4団体&17階級制の下での数字であることを考えると、1団体&8階級制下で樹立したルイスの記録がいかに偉大なものであるかが分かるだろう。
ちなみに日本のジム所属の世界チャンピオンの防衛記録は、以下のとおりである。

(1)具志堅用高 ライト・フライ級=13度
(2)長谷川穂積 バンタム級=10度
(3)ユーリ・アルバチャコフ フライ級=9度

なお、現役の世界チャンピオンではWBAフェザー級“スーパー・チャンピオン”クリス・ジョン(インドネシア)のV12がトップで、以下、WBAスーパー・バンタム級“スーパー・チャンピオン”セレスティーノ・カバジェロ(パナマ)のV10、ヘビー級2団体王者ウラディミール・クリチコ(ウクライナ)のIBF王座V8と続く。 ルイスの大記録は60年以上も破られていないが、いつの日かこれを更新するチャンピオンが現れるのだろうか。


Written by ボクシングライター原功

ボクシング世界チャンピオンにとって防衛戦は必須!?

©NAOKI FUKUDA

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