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コラム / 海外ボクシングコラムVol.04

戦う準備は万端! ミゲール・コットがユーリ・フォアマンに挑む!

S・ライト級とウェルター級で戴冠実績を持つミゲール・コット(プエルトリコ)が6月5日(日本時間6日)、米国ニューヨークのヤンキー・スタジアムでWBA世界S・ウェルター級王者ユーリ・フォアマン(イスラエル/アメリカ)に挑む。昨秋、マニー・パッキャオ(フィリピン)に敗れて背水のコットだが、今回の試合を前にして名伯楽の誉れ高いエマニュエル・スチュワート・トレーナーと組んで練習を重ねてきた。心強い援軍を得たコットは3階級制覇を成し遂げることができるのか。


01年のプロデビューから無敗のまま2階級制覇を達成したコットだが、近年はトレーナーを務める叔父との内輪揉めが表面化。昨春にはとうとう大ゲンカのすえ叔父を解雇してしまった。以来、かつての栄養師が王者の指導を担当するという苦しいチーム事情が続いていた。パッキャオ戦の完敗はチームの敗北だったともいえよう。

そんなコットが、ボクサー生活の集大成に向けて招聘したのがスチュワート氏(65歳)である。

スチュワート氏は70年代~80年代、トーマス・ハーンズ(アメリカ=元5階級制覇王者)やミルトン・マクローリー(アメリカ=元ウェルター級王者)ら長身強打者を擁して旋風を巻き起こしたデトロイト「クロンク・チーム」の総帥として知られる。短期の指導も含めれば関わった世界王者の数は30人以上に上る。オスカー・デラ・ホーヤ(アメリカ=元6階級制覇王者)やウラディミール・クリチコ(ウクライナ=現IBF&WBOヘビー級王者)、イベンダー・ホリフィールド(アメリカ=元ヘビー級王者)らも門下生だ。

誠実な人柄のスチュワート氏は技術面の指導に定評があるだけでなく、選手の精神的支えにもなる存在として知られる。

「コットはバランスが良くなった。そのためパンチがさらに鋭く、強くなった。6月5日が楽しみだよ」

プエルトリコと米国フロリダでの集中トレーニングを終えたスチュワート氏は、愛弟子の出来に確かな手応えを感じている。

「ハードな練習をこなしたので、ものすごく調子がいい。上の階級で戦うことになるが体重も問題ない。戦う準備は万端だ」

コット自身も試合が待ち遠しい様子だ。

リングの中の戦いはもちろんだが、コーナーの指示にも注目して試合を見るのも一興である。


Written by ボクシングライター原功

戦う準備は万端! ミゲール・コットがユーリ・フォアマンに挑む!

©NAOKI FUKUDA

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