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2015年7月20日 放送

みどころ・試合結果

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7月20日放送

[WOWOWライブ] 7/20(月・祝)よる9:00 [WOWOWライブ] [再] 7/25(土)午前6:15

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昨年ドネアから戦慄のKO勝ちを収めたウォータースが登場!

WBA世界フェザー級タイトルマッチ

ニコラス・ウォータース

WBA世界フェザー級スーパーチャンピオン

ニコラス・ウォータース

(ジャマイカ)

ミゲール・マリアガ

WBA世界フェザー級7位

ミゲール・マリアガ

(コロンビア)

>> 試合結果 <<
3-0 ニコラス・ウォータース の判定勝ち
>> 試合結果 <<
3-0 フェリックス・ベルデホ の判定勝ち
  • みどころ

「ドネアを倒した男」のV4戦
アマ時代の宿敵に雪辱なるか

「アックスマン」(斧を振る男、木こり=強打者)のニックネームを持つウォータースはWBAのレギュラー王者だった昨年10月、当時のスーパー王者、ノニト・ドネア(フィリピン)と対戦して6回TKO勝ちを収め、もともと高かった評価をさらに上昇させた。当初、ウォータースは3月に防衛戦を予定していたが、2月に体調を崩したためキャンセル。あらためて今回の試合を組んだという経緯がある。スーパー王者に昇格してから最初の試合で、どんなパフォーマンスを披露するのか注目される。
ウォータースは170センチの身長に比してリーチが185センチと長く、この体格の利を生かした懐の深いボクシングを身上としている。左のジャブで煽り、被せるように打ち込む右、V2戦でビック・ダルチニャン(アルメニア)を仕留めたタイミングのいい左フック、さらにドネアから最初のダウンを奪った右アッパーなどパンチは多彩で、それら一発一発に破壊力がある。戦績は25戦全勝(21KO)で、84%のKO率を誇る。耐久力は十分に試されているとは言えないが、ドネアが得意とするパンチのひとつでもある右を浴びても倒れなかったことから、一定以上のタフネスが備わっているものと思われる。不安があるとすれば、2月に体調を崩したため再調整しなければならなかった点と、大きな体から容易に想像できる減量苦であろう。
評価の高い王者に挑むマリアガはWBAランキングの15傑に入ってきたのが昨年10月のことで、まだ世界的には無名に等しい存在といえる。しかし、アマチュア時代の08年、北京五輪の地域2次予選でウォータースに14対9のポイント勝ちを収めた実績を持っており、これが大きなセールス・ポイントになっている。09年にプロデビューし、7年のキャリアで20戦全勝(18KO)、王者を上回る90%のKO率を記録している。プロの実績面ではウォータースに見劣りするものの、WBC米大陸王座を獲得しているほか昨年10月には元世界ランカーのクリストファー・マーティン(アメリカ)に6回KO勝ちを収めている。自国コロンビア以外ではメキシコで4戦、アメリカで1戦の経験がある。マリアガは173センチの長身を生かした右のボクサーファイター型で、被せるように打ち込む右はパワフルだ。ニックネームは「スコーピオン(サソリ)」。
試合を前にウォータースは「アマチュアとプロのボクシングは違うものだ。7年前とは違う結果が出るだろう」と話している。ドネアを倒しただけに、たしかにウォータースの言葉は強い説得力がある。オッズも9対1で圧倒的に王者有利と出ている。その言葉どおり順当にいけば自信を増しているウォータースが自慢の強打で挑戦者を捻り潰しそうだ。ただし、アマチュアとプロのラウンド数や戦い方が異なるとはいうものの、無視できない相性という問題もある。
90%のKO率を誇るマリアガの強打が番狂わせを起こす確率も決して低くはなさそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功

フェザー級トップ戦線の現状

WBA SC :ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)
WBA   :ヘスス・クェジャル(アルゼンチン)
WBA暫定:カルロス・サンブラノ(ペルー)
WBC   :ゲイリー・ラッセル(アメリカ)
IBF    :リー・セルビー(イギリス)
WBO   :ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)

5階級制覇の実績を持つノニト・ドネア(フィリピン)を倒したニコラス・ウォータース(ジャマイカ)が、この階級をリードしている。昨年6月、プロ3戦目でWBO王座を獲得したサウスポーの「ハイテク」、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)がわずかの差で続く。この両者は年内にも統一戦で対決というプランも浮上しており、今度の動向が注目される。
昨年6月のWBO王座決定戦でロマチェンコには敗れたゲイリー・ラッセル(アメリカ)だが、今年3月にジョニー・ゴンサレス(メキシコ)を倒してWBC王座を獲得した。スピードがあり、高い潜在能力を秘めているだけに今後が楽しみだ。
ランカー陣ではWBCの指名挑戦権を持つロビンソン・カスティジャノス(メキシコ)、ラッセルの2代前のWBC王者アブネル・マレス(メキシコ)、若くて勢いのあるWBO1位、ジェシー・マグダレノ(アメリカ)らに注目したい。元WBO世界スーパー・フライ級王者のマービン・ソンソナ(フィリピン)も飛び級での世界制覇を狙っている。ドネアがスーパー・バンタム級に戻り、ゴンサレスがスーパー・フェザー級に上がったが、代わりにレオ・サンタ・クルス(メキシコ)が3階級制覇を狙ってこのクラスに参入する予定だ。8月にマレスとの対決が計画されており、 その結果でフェザー級トップ戦線は大きく動くことになりそうだ。