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みどころ・試合内容 / 2014年9月29日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

KOがノルマの全勝王者ガルシア
大番狂わせ狙うライトニング(稲妻)サルカ

S・ライト級のWBA、WBC2団体統一王者ガルシアがノンタイトル戦でサルカと拳を交える。「稲妻」のニックネームを持つサルカを侮ることは危険だが、ここは28戦全勝(16KO)の王者の技量が上とみるべきだろう。内容が問われる試合になりそうだ。

ガルシアは12年3月にWBC王座を獲得し、4ヵ月後にはアミール・カーン(イギリス)を4回TKOで屠りIBF王座を吸収。その後はエリック・モラレス(メキシコ)、ザブ・ジュダー(アメリカ)、ルーカス・マティセ(アルゼンチン)、マウリシオ・ヘレラ(アメリカ)といった元、現、のちの世界王者たちを相手に防衛を重ねてきた。唐突でありながらタイミングのいい左フックを中心にした強打の持ち主でもあるが、このところ3試合連続で判定決着となっている。ここは12年10月以来のKO勝ちがノルマといっていいだろう。

サルカは「ライトニング・ロッド」と呼ばれる31歳で、22戦19勝(3KO)3敗のレコードを残している。数字が示すように決め手に欠ける傾向はあるが、直近の試合では18戦全勝(16KO)のホープ、アレクセイ・コラド(キューバ)に勝っており、自信を増しているはずだ。今回の試合はS・ライト級を2ポンド(約900グラム)オーバーする142ポンド(約64.4キロ)契約のノンタイトル10回戦だが、勝てば一気に上位進出が約束され、世界への視界が開けるだけにサルカにとっては大きなチャンスでもある。

経験値やパンチングパワーをはじめ総合力で大きく勝るガルシアの圧倒的有利は動かしがたいところ。サルカの奮闘に期待したい。

 


Written by ボクシングライター原功



  • みどころ

骨肉腫を克服した奇跡の男 VS 元五輪戦士
オッズは9対2でジェイコブス有利

ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)がスーパー王者に昇格したことにともなうWBAの世界ミドル級レギュラー王座の決定戦。ジェイコブスはゴールデンボーイ・プロモーションズが「ゴールデン・チャイルド」として高い期待を寄せていたホープだが、20戦全勝(17KO)で臨んだ4年前のWBO世界ミドル級王座決定戦ではディミトリー・ピログ(ロシア)に5回TKO負けで頓挫。その1年後には骨肉腫のため戦線を離れ、1年半のブランクをつくるなど波瀾万丈のプロ生活に急変。そんななか再度の世界挑戦にこぎ着けたジェイコブスには「ミラクルマン」のニックネームがついている。185センチの長身から繰り出す左ジャブで切り込み、右ストレートから左フックに繋げるジェイコブスのコンビネーションには切れがある。28戦27勝(24KO)1敗。KO率は80パーセントを楽々と超える。

対するフレッチャーはアマチュア時代、08年北京五輪のほか05年と07年の世界選手権にも出場するなど華々しい活躍後、09年にプロ転向。ここまで19戦18勝(10KO)1敗の戦績を残している。今年2月にはマックス・ブルサック(ウクライナ)との挑戦者決定戦を制し、現在はジェイコブスよりもひとつ上の2位にランクされている。こちらは主武器を表す「レフト・ジャブ」のニックネームがある。

ともに左ジャブで試合の組み立てをするタイプだけに、まずは左の突き合いに注目したい。9対2のオッズが示すとおり総合力で勝るジェイコブス有利のカードといえるが、フレッチャーが序盤で先手をとるようだと勝負の行方は分からなくなるだろう。

 


Written by ボクシングライター原功



※9/26時点のデータを掲載しております。

  • みどころ

「破壊者」ピーターソンのV3戦
侮れない3連続KO中の挑戦者

幼少期に1歳下の弟とともに路上生活を経験するなど波瀾万丈の半生を送ってきたピーターソンは、アマチュアを経て20歳のときにプロの転向。2度の世界王座獲得を成し遂げ、すでに一定以上の成功は収めたといえる。しかし、友人でありライバルでもあるティモシー・ブラッドリー(アメリカ)とのWBO内統一戦に敗れたり、ノンタイトル戦でルーカス・マティセ(アルゼンチン)に3回TKO負けを喫したりと肝心なところで星を落としてきた。今回、同じリングに上がるWBA・WBC王者ダニー・ガルシア(アメリカ)との頂上決戦に向かうためにも、ここは内容のともなった勝利が不可欠といえる。懐の深いボクシングで前半で主導権を握り、徐々に痛めつけて中盤から終盤でKOを狙うことになりそうだ。

対するサンタナはIBF世界S・ライト級13位にランクされる35歳で、33戦29勝(20KO)4敗のレコードを残している。社会と隔離された時期があったため足掛け16年のキャリアの割に試合数は多くはないが、このところ元世界ランカーのマイケル・クラーク(アメリカ)を初回で倒すなど3連続KO勝ちと威勢がいい。その勢いのまま番狂わせを起こすことができるか。序盤で攪乱することができれば波瀾の可能性は膨らみそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



テレンス・クロフォード

ダニー・ガルシア

S・ライト級トップ戦線の現状

WBAスーパー:ダニー・ガルシア(アメリカ)
WBA      :ジェシー・バルガス(アメリカ)
WBA暫定    :マウリシオ・ヘレラ(アメリカ)
WBC      :ダニー・ガルシア(アメリカ)
IBF        :レイモント・ピーターソン(アメリカ)
WBO      :クリス・アルジェリ(アメリカ)

2団体の王座を保持するダニー・ガルシア(アメリカ)が実績、実力とも頭ひとつリードしている。ただ、先のマウリシオ・ヘレラ (アメリカ ※現暫定王者)とのV5戦では執拗な相手のプレスに大苦戦するなど、このところ内容面は必ずしも芳しいわけではない。そのヘレラ戦後、ガルシア本人は「一番大事なことは勝つこと、次いでケガをしないこと、その次が内容」と話している。ややモチベーションが低下しているのかもしれない。IBF王者レイモント・ピーターソン(アメリカ)との統一戦構想がある一方、最近は減量苦も伝えられることからガルシアはウェルター級への転向も視野に入れているようだ。スターが揃うウェルター級への参入といえば、いち早くWBO王者のクリス・アルジェリ(アメリカ)が実現させている。アメリカ時間の11月22日(日本時間23日)、中国特別行政区マカオでWBO世界ウェルター級王座マニー・パッキャオ(フィリピン)に挑戦することが決定。圧倒的不利の予想が出ているが、パッキャオの強打を空転させる可能性もある。

こうしたチャンピオンたちと肩を並べる実力の持ち主が、元3階級制覇王者のエイドリアン・ブローナー(アメリカ)と、前WBC暫定王者ルーカス・マティセ(アルゼンチン)である。ともに次回のエキサイトマッチに登場する予定だ。


※9/26時点のデータを掲載しております。

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