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みどころ・試合内容 / 2014年9月22日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

テキサスの黒豹 VS メキシコの恐怖
フィゲロアの攻撃力にアドバンテージ

「パンテリータ」黒豹のニックネームを持つ24歳のチャンピオン、フィゲロアの2度目の防衛戦。WBCの指名挑戦者エストラーダを相手に本領を発揮することはできるのか。この試合の勝者には次の指名挑戦者として3階級制覇を狙うホルヘ・リナレス(ベネズエラ/帝拳)が控えているだけに勝負の行方が気になるところだ。

フィゲロアは昨年7月、地元ともいえるアメリカはテキサス州サンアントニオで荒川仁人(八王子中屋)との決定戦に臨み、激闘を制して暫定王座を獲得。今年1月にはレギュラー王者だったエイドリアン・ブローナー(アメリカ)の王座剥奪にともない正王者に昇格した。3月に計画された初防衛戦は古傷の再発で見送ったが、4月にはアマ時代に5戦全敗と苦手にしていたジェリー・ベルモンテス(アメリカ)に雪辱を果たしている。好戦的な戦闘スタイルの持ち主だが、荒川戦、ベルモンテス戦ではフルラウンドの総力戦を強いられた。図らずもスタミナの不安を払拭、結果として経験値を上げたという点では大きな収穫もあった試合といえよう。世界の舞台に飛び出してから勢いが止まった印象もあるが、これは相手のレベルが上がって研究されたためともいえる。24戦23勝(17KO)1分と、70パーセントを超えるKO率を誇る。

対するエストラーダは35戦32勝(24KO)2敗1分の戦績を残している長身の右ボクサーファイター型で、こちらも好機には一気にたたみかける好戦的な一面を持っている。これまでWBCのカリブ海王座やWBCユース王座、WBC米大陸王座、さらにWBCシルバー王座を獲得しており、タイトルと名のつく試合は計15度も経験している。11年11月にはメキシコで荒川を迎えてWBCの挑戦者決定戦を行い、10回負傷判定勝ちを収めている。エストラーダの負傷がパンチによるものかバッティングによるものかで紛糾した試合だが、いずれにしても10回までの採点でエストラーダがリードを奪っていた事実は評価せねばなるまい。

ともに好戦的なタイプだが、馬力で押し込む傾向のあるフィゲロアに対し、エストラーダは179センチの長身を生かしながら左ジャブを突き、横から巻き込むような右を得意としている。距離を詰めよう圧力をかけるフィゲロア、足をつかいながら中長距離で勝負しようとするエストラーダ、という構図が目に浮かぶ。両者と拳を交えている荒川は「フィゲロアは減量がきついと聞いているが、調整さえ問題なければ圧勝すると思う。中盤まではエストラーダも距離をとれるかもしれないが、最後までは続かないはず。フィゲロアが中盤過ぎに倒すのではないか」と予想している。オッズも3対1で王者有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功



テレンス・クロフォード

テレンス・クロフォード

ライト級トップ戦線の現状

WBA   :リチャード・アブリル(キューバ)
WBA暫定:ダルレイ・ペレス(コロンビア)
WBC   :オマール・フィゲロア(アメリカ)
IBF    :ミゲール・バスケス(メキシコ)
WBO   :テレンス・クロフォード(アメリカ)

現時点では飛び抜けたスター選手がおらず、個性の異なる実力者が横一線といった状況だ。王者のなかで最もホットなのはWBOのテレンス・クロフォード(アメリカ)だ。24戦全勝(17KO)の26歳は万能型で、ときに左にスイッチする器用さも持ち併せている。
3月にリッキー・バーンズ(イギリス)を下して戴冠を果たし、6月の初防衛戦では3階級制覇の実績を持つユリオルキス・ガンボア(キューバ)から4度のダウンを奪って9回TKO勝ち。この勝利でスター軍団の扉に辿り着いたところだ。11月29日にWBOの指名挑戦者、レイムンド・ベルトラン(メキシコ)を迎えて2度目の防衛戦を行うことが決まっている。クロフォードと同様、WBC王者のオマール・フィゲロア(アメリカ)も伸びしろを残している。24歳と若いうえ攻防全体に粗さも見られるが、その分、試合はスリリングだ。減量苦が伝えられるだけに、今後は大きくなる自分自身の体との戦いも経験することになりそうだ。

今回のフィゲロア対ダニエル・エストラーダ(メキシコ)の勝者に対して指名挑戦権を持っているのが、フェザー級とS・フェザー級の元王者ホルヘ・リナレス(帝拳)だ。一時は2連敗を喫したが、その後は6連勝(4KO)と復調。スピードに加え右のカウンターに磨きがかかり凄みを増した感がある。

忘れてならないのが粟生隆寛(帝拳)、ファン・ディアス(アメリカ)、ローマン・マルチネス(プエルトリコ)、パウルス・モーゼス(ナミビア)といった元世界王者たちだ。特に粟生は3階級制覇という高い目標があるだけに、前哨戦として位置づけられる10月のファン・カルロス・サルガド(メキシコ)戦が注目される。


※9/19時点のデータを掲載しております。

  • みどころ

サソリが犬を刺すか、犬がサソリを蹴散らすか
引き分けを受けたダイレクト・リマッチ

両者は昨年12月に今回と同じ立場で対戦し、12回引き分けという結果に終わっている。前半で優位に立ったディレルは5回には右ストレートでダウンを奪ったが、中盤以降はビカがラフなボクシングで相手の持ち味を封じ込めるという展開だった。わずかにディレル優勢かと思われたが、ジャッジの採点は三者三様だった。

これを受けて行われるダイレクト・リマッチだが、初戦と同じく総合的な能力で勝るディレル有利の予想が多い。オッズも15対8で挑戦者有利と出ている。中長距離での戦いを得意とするディレルが初戦の前半のペースを維持できれば着実にポイントを重ねていくことは可能だろう。大差とはいかないまでも明白な差をつけて判定で勝利をものにするとみるのが妥当な線だろう。その一方、「スコーピオン」(サソリ)のニックネームを持つビカの奔放なラフファイトに巻き込まれ、挑戦者がペースを乱されて失点を重ねる可能性も否定できない。ともに相手の手の内は熟知しているだけに、セコンド陣の指示も勝敗を分ける大きなカギになりそうだ。ビカは40戦32勝(21KO)5敗3分、ディレルは27戦26勝(22KO)1分。

 


Written by ボクシングライター原功



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