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みどころ・試合内容 / 2014年2月3日 放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

スピードと強打 VS スピードと技巧
元2階級制覇同士のブルックリン対決

ニューヨークのブルックリン地区出身者、しかも2階級制覇の実績を持つ元世界王者同士のサバイバルマッチが実現することになった。勝者はトップ戦線に踏みとどまり、敗者は脱落という非情の一戦だ。

IBFとWBOのS・ライト級王座とWBA、WBC、IBF3団体統一ウェルター級王座を獲得した実績を持つジュダーは36歳。「ライオン」の異名を持つ父ヨエル、兄ダニエル、「ゴリラ」のニックネームを授かった弟ジョシアとともに格闘技一家として知られる。アマチュアでは115戦110勝5敗の戦績を残している。アトランタ五輪出場も期待されたが、国内予選で敗退して夢を断たれている。52戦42勝(29KO)8敗2無効試合という戦績が示すとおりのサウスポーのパンチャー型で、スピードとパンチの切れには定評がある。特に序盤の強さは群を抜いている。反面、耐久力に課題を抱えており、中盤以降にスタミナ切れを起こして失速するケースも少なくない。ちなみに8敗はすべて世界戦で喫したもので、相手もすべて世界王者経験者(コンスタンチン・チュー、コーリー・スピンクス、カルロス・バルドミール、フロイド・メイウェザー、ミゲール・コット、ジョシュア・クロッティ、アミール・カーン、ダニー・ガルシア)である。

一方、IBFのS・ライト級王座とWBAのウェルター級王座を獲得したことのあるマリナッジは33歳。イタリア移民の子としてブルックリンで生まれたが、のちの世界王者が生後数ヵ月のときに一家はイタリアに移住。6年後、弟の誕生を機にニューヨークに戻った。16歳のときに祖父の勧めでボクシングを始め、アマチュアでは全米ゴールデングローブ大会で優勝するなど49戦40勝9敗の戦績を残している。01年にプロ転向後の戦績は37戦32勝(7KO)5敗。「マジックマン」の異名を持つテクニシャンで、スピードとステップワークが身上といえる。こちらも5敗はすべて世界王者経験者(ミゲール・コット、リッキー・ハットン、ファン・ディアス、アミール・カーン、エイドリアン・ブローナー)だ。

ともにスピードが身上の選手だが、ジュダーはサウスポーの強打者、マリナッジは右構えの技巧派と戦闘スタイルは大きく異なる。それだけに序盤から距離と主導権を巡る激しい争いが繰り広げられるものと予想される。ここでジュダーが難なく距離を詰めて射程に入るようだと俄然優位に立つはずだ。逆にマリナッジが足と左ジャブを生かして中長距離を保つようだとジュダーは苦しくなる。オッズは3対2でジュダー有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功



フロイド・メイウェザー

フロイド・メイウェザー

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA   :マルコス・マイダナ(アルゼンチン)
WBA暫定:キース・サーマン(アメリカ)
WBC   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF    :デボン・アレキサンダー(アメリカ)
WBO   :ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)

世界的に知名度の高いスター選手が王座を保持しているが、なかでも頭ひとつ抜けているのがWBC王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)だ。相手は未定ながら次戦は来年5月3日、ラスベガスで計画されている。これに続くのがWBO王者のティモシー・ブラッドリー(アメリカ)だ。昨年は3月にルスラン・プロボドニコフ(ロシア=現WBO世界S・ライト級王者)、10月にファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)の挑戦を退けて底力をみせた。パンチの回転が速い連打型の好戦派だ。

エイドリアン・ブローナー(アメリカ)から2度のダウンを奪って2階級制覇を果たしたWBA王者マルコス・マイダナ(アルゼンチン)はハンマーのような強打を叩きつける豪腕で、誰と戦っても好勝負が期待できる危険なファイターだ。

WBAの暫定王者キース・サーマン(アメリカ)は22戦21勝(19KO)1無効試合の戦績が示すとおりの強打者で、25歳と若く伸びしろもある。まだ評価を定める段階ではないが、楽しみな選手だ。

ランカー陣では、昨年11月に再起を果たした元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)、5月にメイウェザーへの挑戦者候補として名前があがっている元WBA&IBF世界S・ライト級王者アミール・カーン(イギリス)、IBFの指名挑戦権を持つケル・ブルック(イギリス)らが控えている。


  • みどころ

KO率86%の強打者 VS 経験値の高い好戦派
スピードで勝るサーマン有利は不動だが…

サーマンは22戦21勝(19KO)1無効試合という戦績が示すとおりの強打者だが、まだまだ成長途上の選手といえる。その分、ボクシングはダイナミックで、なかなか魅力的なスラッガーである。スター選手がひしめくウェルター級にあって現在は脇役的な存在に甘んじているが、25歳と若いだけに今後が楽しみだ。

挑戦者のカラスは40戦28勝(18KO)8敗3分1無効試合という豊富なキャリアの持ち主だが、世界戦の舞台は今回が初めてのこと。一撃必倒型ではないが、パンチは左右とも強い。その戦い方はやや無骨にも映るが、意外にパンチは伸び、好機にまとめる連打も執拗だ。そのうえ自身は打たれ強いため、相手にとっては厄介な選手といえる。

一発の破壊力やスピード、勢いで勝るサーマン有利は不動だ。カラスの攻撃力を甘くみることは危険だが、慎重に戦えば取りこぼしはないものとみる。オッズも5対1で暫定王者を推している。

 


Written by ボクシングライター原功



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