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みどころ・試合内容 / 2013年10月21日放送

みどころ・試合結果

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10月21日放送

[WOWOWライブ] 10月21日(月) よる9:00 [再] 10月26日(土) 午前7:00

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イギリスのスターボクサー 2階級制覇王者バーンズ登場!

WBO世界ライト級タイトルマッチ

リッキー・バーンズ

WBO世界ライト級チャンピオン

リッキー・バーンズ

(イギリス)

レイムンド・ベルトラン

WBO世界ライト級6位

レイムンド・ベルトラン

(メキシコ)

>> 試合結果 <<
判定引き分け
>> 試合結果 <<
7R TKO ローマン・ゴンサレス の勝利
  • みどころ

イギリスの人気者 VS 不屈のメキシカン
オッズは4対1でバーンズ有利

2階級制覇王者バーンズは今年4月にフランク・ウォーレン・プロモーターと袂を分かち、エディ・ハーン・プロモーターの「マッチルーム・ボクシング」に移籍。5月にはホセ・ゴンサレス(ニカラグア)を相手に大苦戦を強いられたが、相手が9回終了時で棄権、辛うじて王座を守った。その幸運を今回のV4戦に繋げることができるか。

バーンズはライト級にしては178センチと上背に恵まれている。その体格の利を生かして左ジャブを突いて相手をコントロール。機を見て外から巻き込むように打ち込む右でダメージを与え、連打に持ち込むスタイルを確立している。中長距離での戦いで強みを発揮する右のボクサーファイター型だ。38戦36勝(11KO)2敗のレコードでも分かるように、傑出したパワーがあるわけではないが、戦い方は堅実だ。

挑戦者のベルトランは「SUGAR」(華麗な)のニックネームがあるが、その異名に反して相手をじわじわと追い込む好戦的なスタイルを持つ。圧力をかけながら前進し、相手の懐に飛び込んでボディから顔面に切り返す右のボクサーファイター型だ。34戦28勝(17KO)6敗と勝率では王者に及ばないが、対戦相手の質という点では見劣りしていない。現IBFライト級1位のアメス・ディアス(パナマ)、前WBAライト級2位のシャリフ・ボーゲリー(ウガンダ)、さらにヘンリー・ランディ(アメリカ)、金智勲(韓国)といった世界ランカーとも対戦した経験を持っている。敗北を糧に這い上がってきた雑草派といえる。こちらは中間距離と近距離で持ち味を発揮する。

バーンズの地元イギリスのグラスゴーでの試合ということもあり、王者有利の予想は不動だ。オッズもバーンズ有利で、4対1と大きな差がついている。いつものようにバーンズが適度に足をつかいながら左ジャブで相手をコントロールし、着々とポイントを積み重ねていく姿が想像できる一方、ベルトランの圧力に抗いきれずにロープやコーナーに追い込まれ、アップアップの状態に陥る可能性もあう。敵地に乗り込む挑戦者としては、王者に主導権を握られる前に自分のパターンに持ち込みたいところだ。攻撃力で勝るベルトランが先にペースを掌握するようだと、試合はジャッジ泣かせの接戦になりそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



エイドリアン・ブローナー

エイドリアン・ブローナー

ライト級トップ戦線の現状

WBA   :リチャード・アブリル(キューバ)
WBA暫定:ユリオルキス・ガンボア(キューバ)
WBC   :エイドリアン・ブローナー(アメリカ)
WBC暫定:オマール・フィゲロア(アメリカ)
IBF    :ミゲール・バスケス(メキシコ)
WBO   :リッキー・バーンズ(イギリス)

総合力と勢いではWBC王者エイドリアン・ブローナー(アメリカ)がトップといっていいだろう。ただし、この24歳の若武者はWBAのウェルター級王座も保持しており、12月にはその防衛戦が計画されていると伝えられる。遠からずライト級王座は返上するという見方が多い。その場合は、今年7月に荒川仁人(八王子中屋)との王座決定戦を制した暫定王者オマール・フィゲロア(アメリカ)が正王者に昇格するものと思われる。

WBA王者リチャード・アブリル(キューバ)はスピードと技巧を身上とする長身選手で、11月10日に両国国技館でホルヘ・リナレス(帝拳)の挑戦を受けることになっている。WBAの暫定王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)は、04年のアテネ五輪はフライ級で金、プロ転向後はフェザー級、スーパー・フェザー級を制し、今年に入って3階級制覇を成し遂げた。IBF王者ミゲール・バスケス(メキシコ)は長身のテクニシャンで、地味ながら着実に防衛を重ねている。

ランカー陣ではトップランク社が期待を寄せる全勝のホープ、テレンス・クロフォード(アメリカ)が光る。WBO1位の地位から考えて、今回のリッキー・バーンズ(イギリス)対レイムンド・ベルトラン(メキシコ)の勝者に対して挑戦を迫るものと思われる。同じくトップランク社と今夏に契約を交わしたデニス・シャフィコフ(ロシア)も王座挑戦の機会をうかがっている。


フライ級10回戦

ローマン・ゴンサレス

2階級制覇チャンピオン

ローマン・ゴンサレス

(ニカラグア)

フランシスコ・ロドリゲス

WBC世界L・フライ級12位

フランシスコ・ロドリゲス

(メキシコ)

  • みどころ

35戦全勝(29KO)の絶対王者 VS 20歳の新鋭
ゴンサレスの強打に注目

過去に日本のリングに5度上がり全勝(3KO)のゴンサレスは、日本のファンや関係者には「ロマゴン」の愛称で親しまれている。愛くるしい顔立ちと素直な性格から多くのファンを持っているが、試合に関しては当然ことながら手加減はない。重厚なプレッシャーをかけながら距離を詰め、相手の逃げ場を塞いでおいて強烈なボディブロー、顔面への打ち分けを得意としている。47.6キロ以下のミニマム級、48.9キロ以下のライト・フライ級で世界王座を獲得し、両階級合わせて世界戦だけでも10戦をこなしている(全勝6KO)。

26歳の若さながら経験値も高いものがある。昨年来、何度かライト・フライ級の体重オーバーでノンタイトル戦を行っており、フライ級転向のタイミングを計っているところでもある。

対戦相手のロドリゲスは12戦11勝(9KO)1敗の好戦績を残しているサウスポーで、まだ20歳の若さを誇る。ゴンサレスと12回判定まで戦い抜いた元WBO世界ミニマム級暫定王者マヌエル・バルガス(メキシコ)に今年1月、3回TKO勝ちを収めるなど勢いがある。

ロドリゲスの若さと5連勝(4KO)の勢いは侮れないが、万能型のゴンサレスが格の違いを見せつけるという予想が順当なところだろう。「ロマゴン」の強打に要注目だ。

 


Written by ボクシングライター原功