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みどころ・試合内容 / 2013年10月14日放送

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10月14日放送

[WOWOWライブ] 10月14日(月・祝) よる9:00 [再] 10月19日(土) 午前7:30 先行ライブ配信! WOWOWメンバーズオンデマンド 10月13日(日)午前11:00

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マニー・パッキャオに黒星をつけた“二人の男”が激突!

WBO世界ウェルター級タイトルマッチ

ティモシー・ブラッドリー

WBO世界ウェルター級チャンピオン

ティモシー・ブラッドリー

(アメリカ)

ファン・マヌエル・マルケス

4階級制覇チャンピオン

ファン・マヌエル・マルケス

(メキシコ)

>> 試合結果 <<
2-1 ティモシー・ブラッドリー の判定勝ち
>> 試合結果 <<
4R KO ワシル・ロマチェンコ の勝利
>> 試合結果 <<
7R TKO オルランド・サリド の勝利

ゲスト:村田諒太(ロンドン五輪ボクシング ミドル級 金メダリスト)

  • みどころ

回転力で勝負する「砂嵐」 VS 万能型の「ダイナマイト」
5階級制覇を狙うマルケスが3対2で有利

ブラッドリーは昨年6月、マニー・パッキャオ(フィリピン)に挑戦し、物議を醸す僅差判定ながら勝利を収めて王座を奪取。半年後、マルケスはパッキャオとの4度目の対決に臨み、右の一撃で6回KO勝ち。今回の試合は、パッキャオに勝った者同士による頂上決戦といえる。この試合は当初9月14日に行われる予定だったが、フロイド・メイウェザー(アメリカ)対サウル・アルバレス(メキシコ)の試合が同じ日程で開催されることになったため1ヵ月延期された経緯がある。

ブラッドリーは回転の速い連打で相手を追い込む好戦的な右のボクサーファイター型で、04年8月のプロデビューから31戦無敗の快進撃を続けている。無効試合となった09年8月のネート・キャンベル(アメリカ)戦も限りなくKO勝ちに近いもので、事実上の全勝といってもいいだろう。この間、11年夏にはゲイリー・ショー・プロモーターのもとを離れ、より大きな舞台を求めてトップランク社に移籍している。すでに世界戦だけでも9戦を経験しており、そのうちKO決着はひとつと少ないが、試合はいつもエキサイティングだ。攻撃に逸るあまり自身の防御が甘くなる傾向があり、そこに被弾してダウンを喫したこともある。今年3月のルスラン・プロボドニコフ(ロシア)との初防衛戦は最終回にダウンを喫するなど際どい勝負だった。

一方、WBOのS・ライト級王座を保持したままウェルター級王座に挑むマルケスは、この8月で40歳になった。パッキャオⅣ戦後は家族の意向に沿って引退も囁かれたが、現役に留まることを選択、10ヵ月ぶりのリングに上がる。フェザー級で初めて世界王座に挑戦したとき(99年9月、フレディ・ノーウッドに12回判定負け)から14年が経過。マヌエル・メディア(メキシコ)を7回TKOで下してIBF世界フェザー級王座を獲得してからも、10年が経ったことになる。この間、S・フェザー級、ライト級、S・ライト級を加えた4階級で世界一の称号を手に入れてきた。パッキャオとの4戦をはじめフロイド・メイウェザー(アメリカ)、マルコ・アントニオ・バレラ(メキシコ)、ファン・ディアス(アメリカ)といったスター選手との手合わせも多い。肉を切らせて骨を断つタイプの弟、2階級制覇王者のラファエルがひと足先に引退を決めたが、兄の方は一向に衰えを感じさせない。ガードを高く揚げた構えから圧力をかけ、絶妙なカウンターで仕留めるスタイルは、10ヵ月前のパッキャオⅣ戦で完成形を示したともいえる。勝てばメイウェザーらに並ぶ5階級制覇となるだけに、モチベーションも高いものがあるはずだ。

年齢では10歳の差があるが、身長/リーチはブラッドリーが168センチ/175センチ、マルケスが170センチ/170センチと大きな差はない。決定的な違いがあるとすれば、ブラッドリーが31戦30勝(12KO)1無効試合≒KO率39パーセントなのに対し、マルケスが62戦55勝(40KO)6敗1分≒KO率65パーセントという点であろう。スピードと連打の回転で勝負するブラッドリー、右ストレートや左フックに破壊的な強打を持つマルケスという対比になる。好対照な両者だけに、まずは序盤の戦い方に注目したい。先手を取りたいブラッドリーが相手のパンチの軌道や角度を見極める前に焦って出るようだと、マルケスのカウンターの餌食になる危険性も低くはない。その一方でブラッドリーが流れを掴み、テンポの速い出入りを許すようだとマルケスは苦しくなる。いずれにしても、一撃で勝負が決する可能性も含め、序盤からスリルに富んだ攻防が展開されそうだ。オッズは3対2でマルケス有利と出ている。

 


Written by ボクシングライター原功



エイドリアン・ブローナー

エイドリアン・ブローナー

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA    :エイドリアン・ブローナー(アメリカ)
WBA 暫定:キース・サーマン(アメリカ)
WBC    :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF     :デボン・アレキサンダー(アメリカ)
WBO    :ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)

17階級のうち最もホットで充実クラスといえる。王者5人とも国籍はアメリカだが、年齢も戦闘スタイルも異なる魅力的で個性的なスター選手が揃った。WBC王者フロイド・メイウェザー(36歳)は説明の必要もないほどのスーパースターで、9月にサウル・アルバレス(メキシコ)との大一番で改めて非凡ぶりを見せつけたばかりだ。「メイウェザーの後継者」と称されるWBA王者エイドリアン・ブローナー(24歳)は、ライト級から一気に上げてきた天才型で、次戦では強打のマルコス・マイダナ(30歳=アルゼンチン)の挑戦を受ける可能性が高い。WBA暫定王者キース・サーマン(24歳)は22戦21勝(19KO)1無効試合の強打者で、高い潜在能力を持っている。IBF王者デボン・アレキサンダー(26歳)は技巧派サウスポーで、12月に防衛戦を計画している。ティモシー・ブラッドリー(30歳=アメリカ)対ファン・マヌエル・マルケス(40歳=メキシコ)のWBOタイトルマッチは、こうしたなかで行われる注目ファイトだ。

ランカー陣では、11月24日に再起戦を控えるマニー・パッキャオ(34歳=フィリピン)が筆頭格だ。ブランドン・リオス(27歳=アメリカ)に勝てば、再び王座に絡んでくるはずだ。一時のスランプを脱したアミール・カーン(26歳=イギリス)もウェルター級で頂点を目指している。このほか30戦全勝(20KO)のケル・ブルック(27歳=イギリス)、22戦全勝(9KO)のジェシー・バルガス(24歳=アメリカ)、23戦22勝(14KO)1分のショーン・ポーター(25歳=アメリカ)らが台頭してきている。