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みどころ・試合内容 / 2013年12月16日 放送

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12月16日放送

[WOWOWライブ] 12月16日(月) よる9:00 [再] 12月22日(日) 午前9:45
先行ライブ配信!WOWOWメンバーズオンデマンド12月15日(日)午前11:00
※先行配信の時間が午前11:00からに変更となりました。ご了承下さい。

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“メイウェザー2世”ブローナーのウェルター級王座初防衛戦!

WBA世界ウェルター級タイトルマッチ

エイドリアン・ブローナー

WBA世界ウェルター級チャンピオン

エイドリアン・ブローナー

(アメリカ)

マルコス・マイダナ

WBA世界ウェルター級2位

マルコス・マイダナ

(アルゼンチン)

>> 試合結果 <<
3-0 マルコス・マイダナ の判定勝ち
>> 試合結果 <<
3-0 レオ・サンタ・クルス の判定勝ち
  • みどころ

24歳の3階級制覇王者 VS KO率84%の南米の怪物
「メイウェザーの後継者」ブローナーが試される日

今年6月、ブローナーはWBCのライト級王座を保持したままポール・マリナッジ(アメリカ)の持つWBA世界ウェルター級王座に挑戦。楽勝とはいかなかったが、判定勝ちを収めてベルトを手に入れた。11年11月に獲得したWBOのS・フェザー級王座と合わせ、わずか1年半余りで3階級制覇を成し遂げたことになる。
27戦全勝(22KO)の24歳は自他ともに認める「フロイド・メイウェザーの後継者」だが、先のマリナッジ戦を見るかぎりではウェルター級でどの程度通用するのかという疑問に対する答えは出せていない。そういった意味では、今回のマイダナ戦はブローナーが「試される日」といえるかもしれない。

身長169センチ、リーチ177センチのブローナーは147ポンド(約66.6キロ)を体重上限とするウェルター級では比較的小柄な部類に入る。その体を柔軟につかい、ブロックやヘッドスリップ、スウェーなどを巧みに操って相手の攻撃を無効にし、自らはバネ仕掛けのような速さで左右のブローを繰り出す。その独創的で天才的なボクシング・スタイルは、近代を代表する5階級制覇王者メイウェザーのコピーともいわれるが、パワーの点では本家を上回っている。
ただし、ウェルター級での実績は先のマリナッジ戦だけだ。1年半で約7キロ増量と、あまりに早いペースでクラスを上げてきたため、攻防両面における階級への対応が十分かどうかという不安と疑問は残る。

一方、マイダナも下の階級からの参入者だ。身長は170センチ、リーチ175センチと、こちらも小柄といえる。ただし、この元WBA暫定世界S・ライト級王者はすでにウェルター級のトップ選手を相手に4試合を経験している。このクラスでの実績と適応という点では証明済みといえる。37戦34勝(31KO)3敗、KO率84パーセントの数字が物語るように、マイダナは無類の強打者として知られている。特筆すべきは3ラウンド以内の早い決着が23回もあることだろう。その一方、アミール・カーン(イギリス)やエリック・モラレス(メキシコ)らを相手に12ラウンドの判定勝負も世界戦で4度経験しており、スタミナ面も問題ない。今回の試合を前にしても自信は満々の様子だ。「ブローナーは私のような選手(強打者)と戦ったことがないだろう? リングの上で慌てることになるだろうね」と話している。

総合的な戦力ではブローナーが上を行くとみていいだろう。特にスピードでは大きなアドバンテージがあるはずだ。体格面で差がないこともブローナーには幸いといえそうだ。適度に足をつかいながらスピードで挑戦者を翻弄、王者が着々とポイントを重ねる可能性もある。マイダナは早い段階で仕掛け、ブローナーに肉体的ダメージはもちろんのこと精神的な圧力もかけたいところ。中近距離でのパンチの交換に持ち込むことができれば勝機が広がりそうだ。ただし、その場合でも自身が負うリスクも相応に高くなるはずだ。2013年を締めくくるエキサイティングな試合を期待したい。

 


Written by ボクシングライター原功



フロイド・メイウェザー

フロイド・メイウェザー

ウェルター級トップ戦線の現状

WBA   :エイドリアン・ブローナー(アメリカ)
WBA暫定:キース・サーマン(アメリカ)
WBC   :フロイド・メイウェザー(アメリカ)
IBF    :デボン・アレキサンダー(アメリカ)
WBO   :ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)

世界的に知名度の高い錚々たるメンバーがトップに名を連ねている。いま最もホットで注目度の高い階級といえる。そんななかでも頭ひとつ抜けているのがWBC王者フロイド・メイウェザー(アメリカ)だ。次戦は来年5月3日、ラスベガスで計画されている。WBO王者ティモシー・ブラッドリー(アメリカ)は10月にファン・マヌエル・マルケス(アメリカ)の挑戦を退けて底力をみせた。パワーの点では見劣りするが、それをパンチの回転力で補っている。
WBAの暫定王者キース・サーマン(アメリカ)の楽しみな選手だ。
22戦21勝(19KO)1無効試合の戦績が示すとおりの強打者だが、足とスピードを生かしたボクシングも展開できる。まだ25歳と若いだけに伸びしろもある。

ランカー陣では、11月に再起を果たした元6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)、来年5月にメイウェザーへの挑戦が計画されている元WBA&IBF世界S・ライト級王者アミール・カーン(イギリス)、IBF1位のケル・ブルック(イギリス)らが控えている。
今回のエイドリアン・ブローナー(アメリカ)対マルコス・マイダナ(アルゼンチン)戦の勝負の行方を含め、ウェルター級戦線は目の離せない状況が続きそうだ。