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みどころ・試合内容 / 2012年11月26日放送

みどころ・試合結果

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  • みどころ

初戦はコンパヤックが10回KO勝ち
再戦の舞台は前王者の地元2600メートルの高地

この両者は昨年12月、タイの首都バンコクで今回とは逆の立場で対戦。地元の挑戦者コンパヤックがエルナンデスのボディと顔面を攻めあげて10回KO勝ちを収めている。新王者は今年5月に負傷判定勝ちで初防衛を飾り、今回、満を持して相手国メキシコに乗り込んでリマッチに臨む。

30歳のコンパヤックは身長154センチと小柄だが、頑強な肉体を利して積極的に相手との距離を詰め、リスクの高い打撃戦を得意としている。エルナンデスとの初戦も耐久戦、消耗戦のすえのKO勝ちだった。49戦46勝(31KO)3敗と軽量級にしては高いKO率を誇る。インサイドに入り込んで左右フック、アッパーを上下に散らす攻撃型の選手だ。

前回と一転して挑戦者の立場にまわったエルナンデスは27戦25勝(16KO)2敗と、こちらも高いKO率を残している。オーソドックスな右のボクサーファイター型で、ストレート系のパンチだけでなくアッパーやフックなど角度のあるパンチを上下に打ち分ける。昨年12月に王座を失ってからは2勝しており、ベルト奪回に向けて準備は万全だ。

初戦ではコンパヤックがKO勝ちを収めているにもかかわらず、今回の再戦のオッズは13対8で前王者エルナンデス有利と出ている。これは開催地が挑戦者の地元であることが後押しになっているだけでなく、酸素濃度の薄い2600メートルの高地であることも関係している。トルーカは、2000メートル超のメキシコシティ在住の選手たちが、さらなる高地トレーニングを行う場所なのである。ここで生まれ育ったエルナンデスはともかく、コンパヤックにとっては大きなハンディキャップになることは間違いない。これほど極端に試合地が勝敗に直結しそうなケースは極めて珍しいことだ。
スタミナや体調に不安を抱えると思われる王者が早期決着を狙って序盤から積極的に仕掛けることが予想される。エルナンデスがこれに応じるのか、それとも長丁場を想定して戦うのか。初戦同様、ジャッジの手を煩わせることなく試合が終わることは間違いなさそうだ。

 


Written by ボクシングライター原功



ローマン・ゴンサレス

ローマン・ゴンサレス

L・フライ級トップ戦線の現状

WBA:ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)
WBA暫定:アルベルト・ローゼル(ペルー)
WBC:コンパヤック・ポープラムック(タイ)
IBF:ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)
WBO:ドニー・ニエテス(フィリピン)

チャンピオンたちの国籍を見ても分かるように、欧米に比べてアジア圏や中米の選手層が高いクラスといえる。実績、総合力ともトップを行くのはWBA王者ローマン・ゴンサレス(ニカラグア)だ。
32戦全勝(27KO)という軽量級では考えられない驚異的なKO率を誇る万能型強打者だ。近い将来、3階級制覇を目指してフライ級に転向する計画もあると伝えられるだけに、その動向が注目される。
これに続く力の持ち主は、ミニマム級から転向してきた井岡一翔(井岡)であろう。標的はWBC王座と伝えられるだけに、そういった意味でも今回のコンパヤック対エルナンデス戦は注目度の高い試合といえる。
ランカー陣にもフィリピンやタイの選手が多く、ゴンサレスが抜けた後はしばらく混沌とした状況が続きそうだ。


  • みどころ

5対2で強打の王者有利の予想
37歳の技巧派カルデロンは背水の陣

両者の対決は5月に予定されていたが、4度、5度と延期を重ねてやっと実現することになった。

王者フェンテスは長身から相手に圧力をかけワンツー、角度のある振りの大きな左右フックを上下に打ち分ける攻撃パターンを得意としている。16戦15勝(7KO)1敗という戦績を誇り、これが2度目の防衛戦となる。27歳の充実期にあるが、初の国外試合、しかも相手国プエルトリコでの試合という点に不安が残る。

一方、挑戦者の立場ながらこの試合の主役ともいえるカルデロンは37歳の元王者。足をつかって間合いを外しながら、サウスポーから回転の速い左右で相手を迎撃する典型的なテクニシャンだ。ミニマム級とL・フライ級の2階級を制覇した実績を持ち、世界戦経験だけでも21度を数える。しかし、最近は体力、耐久力に課題を抱え、理想的な戦いから遠ざかって久しい。

そんな両者の近況を反映してか、オッズは5対2でフェンテス有利と出ている。カルデロンがそう簡単に序盤で捕まるとも思えないが、12回の長丁場を動き続ける図も想像しがたい。フェンテスが今期強く圧力をかけ続けることができれば、中盤から終盤で仕留めることは可能とみる。

 


Written by ボクシングライター原功

  • みどころ

元王者と正統派強打者のサバイバルマッチ
経験で勝るバスケスが6対1で有利のオッズ

ノニト・ドネア(フィリピン)とホルヘ・アルセ(メキシコ)の対決が決まり、一方で西岡利晃(帝拳)が引退を発表したS・バンタム級。122ポンド(約55.3キロ)のクラスは風雲急を告げているが、そんななかこのバスケス対オケンドもサバイバルマッチとして注目度が高いカードだ。

バスケスは今年2月、ドネアとのWBO王座決定戦でダウンを喫して判定負けを喫しており、これが再起戦となる。ほぼ完敗の内容ながらジャッジひとりが勝利を支持したことが自信になったのか、「またドネアと戦いたい。今度は違う結果が出るはず」と意気込んでいる。24戦21勝(18KO)2敗1分。左フックを得意とする右のボクサーファイター型だ。

一方のオケンドはWBO3位にランクされる29歳で、24戦22勝(15KO)2敗の戦績を誇る。WBOの中南米王座や北米王座を獲得した実績を持つ正統派の強打者だ。左ジャブで探りを入れ、機を見てワンツー、左フックで追い立てるタイプで、目下8連勝(6KO)と勢いもある。

ここで潰し合うのが惜しい好カードといえるが、オッズは6対1の大差でバスケス有利と出ている。過去の実績、人気も反映されているのだろう。加えて左フックという決め手がある点もバスケス有利を不動のものとしている理由と思われる。中盤から終盤でけりをつける可能性が高いといえる。
ここで予想どおりバスケスが内容をともなった勝利を挙げるようだと、S・バンタム級トップ戦線はさらに面白くなってくる。

 


Written by ボクシングライター原功

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