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パウンド・フォー・パウンド ランキングに異変
クロフォードやロマチェンコが急上昇 2017.10.13

 体重が同一と仮定したボクサーの強さ指数、「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」のランキングに、大きな変化が起こっている。 フロイド・メイウェザー(アメリカ)が一線を退いてからはS・フライ級のローマン・ゴンサレス(30=ニカラグア)が現役NO.1の評価を受けていたが、今年3月と9月に連敗。代わってL・ヘビー級3団体王者のアンドレ・ウォード(アメリカ)がトップに躍り出たが、そのウォードは9月に引退を表明した。こうしたなかS・ライト級のテレンス・クロフォード(30=アメリカ)とS・ライト級のワシル・ロマチェンコ(29=ウクライナ)が上位に割り込んできた。

 「パウンド・フォー・パウンド(以下PFPと表記)」はもともと遊び心から生まれた仮想ランキングで、選考に厳密な基準や規定があるわけではない。対戦相手のクオリティや結果をみて総括的な強さを客観的かつ私的に評価したものといっていいだろう。よってPFPのランキングも様々なメディアや識者が独自に作成している。
 ただ、階級や団体の増加にともなって世界王者の数が膨れ上がった現在では、このPFPランキングはボクサーを評価する際の指標として重要視されるまでになっている。誰が本当に強いのか、PFPランキングをみれば一目瞭然だからである。
 このほどアメリカのボクシング記者協会、BWAA(Boxing Writers Association of America)が独自に選んだ現役選手のPFPランキングは以下のとおりだ。

【1】テレンス・クロフォード(アメリカ)/S・ライト級
【2】ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)/S・フェザー級
【3】ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)/ミドル級
【4】サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)/ミドル級
【5】ギジェルモ・リゴンドー(キューバ)/S・バンタム級
【6】マイキー・ガルシア(アメリカ)/ライト級
【7】キース・サーマン(アメリカ)/ウェルター級
【8】エロール・スペンス(アメリカ)/ウェルター級
【9】井上尚弥(大橋)/S・フライ級
【10】セルゲイ・コバレフ(ロシア)/L・ヘビー級

 もともとクロフォードは高い評価を受けていたが、8月にS・ライト級の主要4団体(WBA、WBC、IBF、WBO)王座を統一したことが決め手になってNO.1の座を射止めたといえる。ロマチェンコは昨年6月に2階級制覇を成し遂げてからは手のつけられない強さ、巧さを見せつけている。また、9月に対戦して引き分けたゴロフキンとアルバレスが3位、4位と上位に名を連ねている点も興味深いところだ。ランクインしているのは世界王者がほとんどだが、アルバレスとコバレフは現在は無冠だ。それでも十分な実績があるため高評価を受けている。
 このほかアメリカの専門誌「リング」と、スポーツ専門局「ESPN」の電子版の最新PFPランキングは以下のとおりとなっている。

<リング誌>
【1】ゲンナディ・ゴロフキン
【2】テレンス・クロフォード
【3】ワシル・ロマチェンコ
【4】ギジェルモ・リゴンドー
【5】セルゲイ・コバレフ
【6】サウル・カネロ・アルバレス
【7】マイキー・ガルシア
【8】井上尚弥
【9】エロール・スペンス
【10】シーサケット・ソールンビサイ(タイ)

<ESPN電子版>
【1】ゲンナディ・ゴロフキン
【2】ワシル・ロマチェンコ
【3】テレンス・クロフォード
【4】サウル・カネロ・アルバレス
【5】キース・サーマン
【6】エロール・スペンス
【7】ギジェルモ・リゴンドー
【8】マイキー・ガルシア
【9】セルゲイ・コバレフ
【10】井上尚弥

 いずれも3位内にゴロフキン、クロフォード、ロマチェンコが名を連ねており、順位はともかくとして、この3人が現役のPFPベスト3といってもいいだろう。この3強のひとり、WBO世界S・フェザー級王者のロマチェンコと、同じく10傑に選ばれているリゴンドーが12月9日、アメリカのニューヨークで対戦することが決まっている。この試合の勝者が一気にトップに躍り出る可能性もある。
また、三つのPFPランキングで井上がすべてトップ10内に入っている点にも注目したい。メンバーのなかでは最も若く(24歳)、最も多くの可能性を秘めている選手といっても過言ではないだろう。
「どんどん強い選手と戦っていきたい」という井上の希望どおりのマッチメークが実現して勝ち抜けば、さらに上位に食い込んでいくはずだ。

Written by ボクシングライター原功



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写真:NAOKI FUKUDA

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