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「勝ちにいくことしか考えていない。自信もある」
8/26 WBO世界S・ウェルター級王座決定戦に臨む亀海喜寛 2017.08.25

 WBO世界スーパー・ウェルター級6位にランクされる亀海喜寛(34=帝拳)が8月26日(日本時間27日)、アメリカのカリフォルニア州カーソンで4階級制覇の実績を持つ世界的なスター選手、ミゲール・コット(36=プエルトリコ)と対戦する。WBO同級王座決定戦で拳を交えるもので、発表会見でコットと顔を合わせている亀海は「オーラは感じなかったし、体も小さいと感じた」と相手を呑んでいる様子さえある。そのうえで「いかに最初から自分のペースに持ち込むかが大事。フルアクションの面白い試合をして勝つ」と意気込んでいる。マニー・パッキャオ(38=フィリピン)やフロイド・メイウェザー(40=アメリカ)らスーパースターと戦った経験を持ち、自身もビッグネームとして知られるコットを相手に、亀海はどう戦うのか。注目の一戦は、8月27日(日)午前11:00〜WOWOWで生中継する。



アメリカで8試合を経験 ハートの強さには自信

――試合が決まったと聞いたときは、どう思いましたか。

興奮したし、でも、すぐに「やってやる、勝ってやる」という気持ちに変わりました。

――これまで亀海選手にとってコットはどんな存在でしたか。

自分が20歳ぐらいのときからWOWOWの「エキサイトマッチ」で試合を見てきたし、大好きなアイドルです。だから試合が決まって不思議な感じがします。

――6月にロサンゼルスで一緒に記者会見に臨みましたが、実際に会った印象はいかがでしたか。

会見の前、偶然に会場の前で会って挨拶しました。いつもは眉間に皺を寄せて神経質なイメージでしたが、そのときはフレンドリーな感じでした。ただ、向き合ったときに目線がずいぶん下に行ったので体は小さいなという印象を受けました。オーラも感じませんでした。

――会見のあと、アメリカでトレーニングをしてきたんですね。

ロサンゼルスで10日間ぐらいトレーニングしました。現地のトレーナーから、これまでになかった考え方や技術的な話も聞きました。

――日本でのジムワークも順調ですね。

アメリカに行って視野が広がり、より良いトレーニングができています。

――亀海選手はボクサーとしてどこが自分のセールス・ポイントだと思っていますか。

ハートの強さには自信があります。あとはボディブロー、スタミナ、手数を出してアクションが多いところなどが海外のファンに認められているのかなと思います。

――すでに海外で8試合していますが、アメリカでは名前で呼ばれることが多いのでしょうか。

名前で「ヨシ」とか「ヨシヒロ」とか呼ばれるんですが、すごく違和感があるんですよ(笑)。名前で呼ぶのは家族ぐらいなので。でも、スラングで「あいつはイカレテルぞ」とか言われると、それはボクサーにとっては誉め言葉なので嬉しいですね。

序盤でペースを握り中盤から終盤で勝負

――コットの戦力をどう分析していますか。

一撃で決めることもある攻防兼備の選手で、コンビネーションもいい。穴の少ないボクサーですね。

――20代のころと現在は少し戦い方に変化が見られるのでは?

スーパー・ライト級のころはディフェンスに優れていてパンチもスピードもあり、決定力があった。ウェルター級になって激闘型になり低迷した時期もあったけれど、スーパー・ウェルター級、ミドル級になって、スピードは落ちたけれどワンパンチはキープしていますね。以前よりは堅実なボクシングになっている気がします。

――付け入るポイントはどのあたりだと思いますか。

アントニオ・マルガリート(メキシコ)のようにプレッシャーをかけてくる選手には強くないのかなという気はします。下がらなかったジョシュア・クロッティ(ガーナ/アメリカ)にも苦戦しているし。

――どんな展開に持ち込もうと考えていますか。

序盤に強いパンチをもらってダメージを受けたり顔面をカットしたりしたら何もできなくなってしまうので、いかに最初から自分のペースに持ち込むか。それが大事だと思います。

――ボディブローで相手の体力を削り、そのうえで中盤から終盤に勝負、というイメージですか。

ほとんどの人がそう思っているんじゃないでしょうかね。あれだけ巧い選手なのでビッグパンチはかわしてしまうはず。もしも序盤にチャンスが来るとしても、それはラッキー・パンチ以外にないけれど、そのラッキーに賭けているようではダメですからね。戦術などを含めて中盤、終盤に仕掛けないといけないと思います。

――試合会場のスタブハブ・センターでは過去に2度、試合をしていますね。

知っている慣れた会場なので良かったです。

――コットは亀海選手との試合後、12月にも試合を計画しているみたいですね。

あれだけの選手なので、ここで躓くことはイメージしていないんでしょう。こちらは引き立て役、いわばBサイドとして見られているのは間違いないので、それは仕方ないでしょう。でも、「亀海のスタイル、気持ちの強さがアップセット(番狂わせ)を起こす」と言ってくれる人もいるので、自分も<絶対にやってやる>という気持ちです。

――もちろん自信はありますね。

負けることを考えてリングに上がるヤツがどこにいる! バカヤロー! と誰かが言ったけれど、もちろん自信はあります。これまでも負けるつもりで試合に臨んだことはないし、この話が来たときから勝つことしか頭にありません。負けるかもしれない、負けたらどうする、勝てるかもしれない――そんなことを言う人がいたら「それは違う。勝ちにいくことしか考えていない」と言います。

――コットに勝てば亀海選手自身が、これまで以上に注目されることになります。

それはコットに勝てば当たり前でしょう。逆にケガをして引退とか、ボクシングはそういう可能性もある。だから先のことは考えず、とにかくこの試合に勝つことだけを考えています。



■ミゲール・コット(プエルトリコ)
1980年10月29日生まれの36歳。2000年シドニー五輪に出場後、プロデビュー。04年にスーパー・ライト級王座を獲得したのを皮切りにウェルター級、スーパー・ウェルター級、ミドル級と4階級を制覇。身長170センチ。戦績は45戦40勝(33KO)5敗。



■亀海喜寛(帝拳)
1982年11月12日、北海道生まれの34歳。アマチュアを経て05年にプロデビュー。10年に日本スーパー・ライト級王座、13年に東洋太平洋ウェルター級王座を獲得。身長175センチ。アメリカでの8戦を含めた戦績は32戦27勝(24KO)3敗2分。



◆◆◆WOWOW番組情報◆◆◆

刮目せよ!究極のボクシング月間
★「生中継!エキサイトマッチスペシャル 井上尚弥&ロマゴン ダブル世界戦」
9月10日(日)午前10:00〜 [WOWOWプライム] ※生中継

WBO世界S・フライ級タイトルマッチ
井上尚弥(日本/大橋)/WBO世界S・フライ級チャンピオン vs
アントニオ・ニエベス(アメリカ)/WBO世界S・フライ級7位

WBC世界S・フライ級タイトルマッチ
シーサケット・ソールンビサイ(タイ)/WBC世界S・フライ級チャンピオン vs
ローマン・ゴンサレス(ニカラグア/帝拳)/元4階級制覇王者
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★「生中継!エキサイトマッチスペシャル 頂上決戦!ゴロフキンvsカネロ・アルバレス」
9月17日(日)午前10:00〜 [WOWOWプライム] ※生中継

3団体統一世界ミドル級タイトルマッチ
ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン)/3団体統一世界ミドル級チャンピオン vs
サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)/元2階級制覇王者
放送情報はこちら>

★「生中継!エキサイトマッチ ホルヘ・リナレス王座防衛戦」
9月24日(日)午前11:00〜 [WOWOWライブ] ※生中継

WBA世界ライト級タイトルマッチ
ホルヘ・リナレス(ベネズエラ/帝拳)/3階級制覇王者 vs
ルーク・キャンベル(イギリス)/WBA世界ライト級1位
放送情報はこちら>





写真:NAOKI FUKUDA

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