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9/10 全勝のスター同士の対決が実現
ミドル級王者ゴロフキンvsウェルター級王者ブルック 2016.08.01

16連続KO防衛中のWBA、WBC、IBF3団体統一世界ミドル級王者、ゲンナディ・ゴロフキン(34=カザフスタン)と、IBF世界ウェルター級王者、ケル・ブルック(30=イギリス)が9月10日(日本時間11日)、イギリスの首都ロンドンのO2アリーナで対戦することが決定した。試合はゴロフキンの持つ3団体王座にブルックが挑むかたちで行われる。35戦全勝(32KO)のゴロフキン、36戦全勝(25KO)のブルック。敗北知らずのスター選手同士の大一番がいまから待ち遠しい。

もともとゴロフキンは人気も知名度も高いサウル・カネロ・アルバレス(25=メキシコ)との頂上対決を目指していた。しかし、アルバレス側が先送りする考えを示したため、相手を前WBA暫定世界ミドル級王者のクリス・ユーバンク・ジュニア(26=イギリス)に切り替えて9月に対戦する交渉を進めていた。ところが、この話も相手側が契約寸前で翻意したため頓挫。そこでユーバンク・ジュニアを擁する主催者が2階級下のブルックにゴロフキンとの対戦を打診したところ「YES」の即答が得られたという。ブルックは9月にウェルター級の他団体王者と統一戦を予定していたが、これをキャンセルしてリスクの高いゴロフキン戦を選択したことになる。そこにウェルター級王者の矜持と揺るぎない自信を見て取ることができる。ブルックは「最強の王者がイギリスに来て私と戦うのだから興奮を抑えきれないよ。ずっと待ち望んでいた試合なんだ」と意気込みを口にしている。
しかし、KO率91パーセントという驚異のレコードを誇り、10年8月の戴冠から16連続KO防衛を果たしているゴロフキンの壁は厚い。ブルックには地元の利があるとはいえ、体格面では身長で4センチ、リーチで3センチ、いずれもゴロフキンが勝る。単に数字だけでなく、体そのもののフレームでブルックは大きなハンデがある。スピードとフットワークでカバーすることができれば勝機が広がるが、ゴロフキンは相手を追い詰めることに関しては天才的な巧さを持っているだけにブルックにとっては極めて厳しい戦いになるものと予想される。それを裏付けるようにオッズも6対1でゴロフキン有利と出ている。
倒して勝てば70年代から80年代にかけてウィルフレド・ゴメス(プエルトリコ)が樹立した17連続KO防衛の世界記録に並ぶゴロフキンは、「イギリスのファンの前でブルックのような優れた選手と戦うことができて光栄」と控えめなコメントを発している。
ゴロフキンが連続KO防衛を17に伸ばすのか、それともブルックが体重の壁を突き破って番狂わせを起こすのか。


Written by ボクシングライター原功

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