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「ボンバー・レフト」は再び炸裂するか
11/21 三浦隆司がラスベガスでV5戦 2015.11.20

WBC世界スーパー・フェザー級王者、三浦隆司(31=帝拳)が11月21日(日本時間22日)、米国ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで5度目の防衛戦に臨む。今回の相手は08年北京五輪に出場した実績を持つWBC1位の指名挑戦者、フランシスコ・バルガス(30=メキシコ)。三浦は「KOで勝つイメージはできている」とボクシングの聖地ともいえるラスベガスでのKO防衛に自信満々だ。

三浦は11年1月の世界初挑戦こそWBA王者の内山高志(ワタナベ)に8回終了TKOで敗れたが、13年4月にガマリエル・ディアス(メキシコ)を9回TKOで下してWBC王座を獲得。4ヵ月後、敵地メキシコでセルヒオ・トンプソン(メキシコ)に12回判定勝ちで初防衛に成功。V2戦で2位のダンテ・ハルドン(メキシコ)に9回TKO勝ちを収めると、V3戦では指名挑戦者のエドガル・プエルタ(メキシコ)を6回TKOで一蹴した。そして今年5月には元世界フェザー級王者のビリー・ディブ(オーストラリア)を3回TKOで退け4度目の防衛を果たした。

特筆すべきは内山戦を含めた6度の世界戦すべての試合でダウンを奪っている点だ。内山戦=1度、ディアス戦=4度、トンプソン戦=2度、ハルドン戦=2度、プエルタ戦=1度、ディブ戦=1度と、奪ったダウンは合計11度になる。そのほとんどがサウスポーから繰り出した左によるもので、そこから「ボンバー・レフト」のニックネームもつけられた。もともとは右フックの破壊力に定評のあった三浦だが、いまは左強打が最大のセールス・ポイントになっている。また、世界戦では4人のメキシコ人と対戦しているが、全勝(3KO)という結果を残している。

そんな充実の王者に挑むバルガスは08年北京五輪に出場した実績を持っており、プロ転向後は23戦22勝(16KO)1分と無敗を誇っている。KO率は約70パーセントで、三浦(33戦29勝22KO2敗2分=約67パーセント)をわずかに上回っている。中近距離の戦いを好む攻撃型の選手で、エリート選手ではあるが「バンディド(山賊、悪党)」という物騒なニックネームを授かっている。

バルガスの映像をチェックした三浦は「特別にスピードがあるとは思わないが、パンチ力はありそう。特に左フックは要注意」と分析。そのうえで「足をつかってくるかもしれないけれど、最終的には打ち合いになると思う。右フックでも左ストレートでもいける。ボディブローも有効だと思う。KOで勝つイメージはできている」と自信をみせている。それを後押しするようにオッズは3対2で三浦有利と出ている。

当日はミゲール・コット(プエルトリコ)対サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)のWBC世界ミドル級タイトルマッチがメインカードとして控えている。この注目ファイトを前に、元五輪戦士を相手に豪快なKO防衛を果たせば、「タカシ・ミウラ」の知名度と評価が一気に上がることは確実だ。次のステージに進むためにも三浦にとっては極めて大事な一戦といえる。


Written by ボクシングライター原功

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