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メイウェザーの49戦目がようやく決定2015.08.14

ウェルター級とS・ウェルター級の2階級でWBA、WBC世界王座を保持しているスーパースター、フロイド・メイウェザー(38=アメリカ)が9月12日(日本時間13日)、アメリカのネバダ州ラスベガス、MGMグランドガーデン・アリーナでWBA暫定世界ウェルター級王者のアンドレ・ベルト(31=アメリカ)と対戦することになった。
「この試合を最後に引退する」と公言しているメイウェザーだが、「その後も戦うことになるだろう」という見方もあり、先は不透明だ。

メイウェザーは5月2日に長年のライバル、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)を12回判定で下して戦績を48戦全勝(26KO)に伸ばした。この試合で得た2億2000万ドル(約270億円)を含め、1年で3億ドル(約370億円)を稼いだスーパースターは、パッキャオ戦後、「次はベルトかイマム・メイフィールド(アメリカ)と戦い、それで引退する」とコメントしたが、信じた者は皆無だった。世界15傑から外れていたメイフィールドはもちろんのこと、暫定王者はいえ直近の6戦で3勝3敗のベルトもメイウェザーとは格が違い過ぎるとみられていたのだ。メイウェザーの対戦相手候補としては本命が元WBA、IBF世界S・ライト級王者のアミール・カーン(イギリス)で、対抗としてWBC世界ミドル級王者のミゲール・コット(プエルトリコ)の名前が挙がっていた。

ところがカーンは前哨戦で十分なアピールができなかったこともあり脱落。3年前にメイウェザーと戦い敗れているコットはサウル・アルバレス(メキシコ)との一戦に興味が移り、こちらも対戦候補から外れた。そうしたなか最終的にベルトが選ばれたようだ。

このベルトもかつては「メイウェザーの後継者」とまで呼ばれた期待の星だった。アメリカ在住ながら04年のアテネ五輪には両親の故国ハイチの代表として出場した経歴を持つベルトは、プロ転向後の08年にWBC世界ウェルター級王座を獲得。このときの戦績は22戦全勝(19KO)、KO率は86パーセントというみごとなものだった。防衛も5度を記録したが、11年4月、ダウン応酬の激闘でビクター・オルティス(アメリカ)に判定で敗れて勢いを失った。次戦でIBF王座を獲得したものの、その後はドーピング違反や負傷などトラブルも重なり試合でも2連敗。「もうベルトは終わった」とも囁かれた。

しかし、1年以上のブランクを経て昨年9月に再起を果たし、今年3月にはWBAの暫定王座も獲得してトップ戦線に戻ってきた。
戦績は33戦30勝(23KO)3敗。分厚い体を利して圧力をかけ、中近距離で右ストレートやフック、アッパーなどを繰り出す好戦的なスタイルを持つ。こうした反面、打たれ脆さもあるだけに試合は常にスリリングだ。

当然のことながらメイウェザーの圧倒的有利は動かしがたいものがあり、オッズはベルトに好意的なもので40対1、シビアなところでは80対1や100対1という数字も出ているほどだ。

この4年、6戦続けて判定勝ちのメイウェザーがKO勝ちで有終の美を飾るという見方が大勢を占めるが、その一方、「やつのケツを蹴飛ばしてやる」というベルトの意地もみものだ。


Written by ボクシングライター原功

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