ニュース&コラム / NEWS & COLUMN
2016.05.24
ウェールズ代表、EURO初出場に導いたクリス・コールマン監督と2018年まで契約延長
来月10日に開幕するUEFA EURO 2016™(サッカー欧州選手権)に臨むウェールズ代表が、クリス・コールマン監督と大会終了後も共に歩むこととなった。FAW(ウェールズ・サッカー協会)は現地23日、クリス・コールマン監督と2018年まで2年間の契約延長を締結したことを発表した。
現在45歳のクリス・コールマン監督は、2012年1月にガリー・スピード前監督の逝去に伴いウェールズ代表の指揮官に就任した。クリス・コールマン監督に率いられたウェールズ代表は、2014年のFIFAワールドカップ(W杯)のヨーロッパ予選ではグループAで6チーム中5位となり敗退したものの、今回のEUROの予選ではグループBで6チーム中2位に入り、大会初出場ならびに1958年のW杯以来となる国際主要大会への出場を手にした。
クリス・コールマン監督は、「私にとってウェールズを指揮する事が何を意味するかは、誰もが知るところだ」と述べるなど契約延長に大きな喜びを表すと共に、今年のEUROの次のターゲットとなる2018年のW杯への出場にも目を向けた。
「EUROが始まる前に契約を延長することができ非常に嬉しい。この夏フランスで母国の代表を率いるのは私のキャリアにとって最も大切な瞬間になるが、2018年のロシアでも同様のチャンスを掴めることを楽しみにしている。我々は急成長してきた近年の経験を最大限に生かし、EUROでも多くを学びたいと思っている」
Photo by Getty Images
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