昭和28年に起きた「徳島ラジオ商殺し事件」を題材に開高健が発表した小説を、山本薩夫監督が迫真のタッチで映画化し、冤罪疑惑を広く世に訴えた社会派ドラマの力作。
ある日の早朝、徳島のラジオ店主が殺害される事件が発生。物的証拠に欠け、捜査が難航する中、徳島地検は、住み込みの店員だった2人の少年の証言に基づき、被害者の内縁の妻・洋子を殺人犯として逮捕。彼女の無実の主張をよそに、懲役13年の有罪判決が下されて刑が確定することに。ところがその後、洋子の義理のおいの浜田が再審請求のために東奔西走した結果、検察側の横暴な取り調べによる冤罪の可能性が次第に高まり…。作品データ
- 制作年/1965
- 制作国/日本
- 内容時間/103分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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浜田流二 | 福田豊土 |
山口検事 | 新田昌玄 |
葛西洋子 | 奈良岡朋子 |
浜田たか子 | 吉行和子 |
坂根進 | 樋浦勉 |
スタッフ
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監督山本薩夫
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脚本井手雅人
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撮影上村竜一
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音楽池野成