17歳3カ月。史上最年少でグランドスラムを制したレジェンド、マイケル・チャン。現在、錦織圭のコーチとして活躍する彼の伝説の一戦をインタビューを交えてお届けする。
錦織圭のコーチ、マイケル・チャンが17歳で全仏オープンテニス男子シングルスを制覇したのは1989年のこと。彼はなぜ若くして頂点に立つことができたのか。その理由を探るため、アンダーサーブを繰り出し、当時世界ランキング1位で選手として全盛期だったイワン・レンドルを破った同大会4回戦の模様を、本人のインタビューを交えてお届けする。
試合中、闘争心をむき出しに終始大声を発しながらレンドルに向かっていくチャン。錦織は、チャンのコーチングを受けるようになってからメンタル面が強化され、それが勝てるようになった要因の一つだといわれている。そんな、愛弟子へと受け継がれた、チャンのテニスに懸ける気迫が伝わってくる一戦。
収録日・収録場所
- 1989年6月5日/フランス・パリ ローランギャロス
出演
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解説坂本正秀
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実況鍋島昭茂