映画

7番房の奇跡

誤解から刑務所に入れられた知的障害者の父親に会いたいと願う６歳の娘に、奇跡が起きる……。韓国で歴代第３位（当時）となるヒットを記録した感動のヒューマンコメディ。

2013年に公開された韓国では4人にひとりが見たといわれ、動員記録史上第3位（2014年末時点で第4位）の大ヒット。誤解から殺人犯として疑われた知的障害を持つ父親。彼と6歳の娘が刑務所で一緒にいられるよう、父親と同室の受刑者たちは一計を案じ……。そんなバカなという物語に発展していくが、父と娘の親子愛、2人を見守る受刑者たちの勇気と奮闘がぐっと胸に迫る、笑いと涙の一編。警察など権力の横暴に対する怒りが鮮烈なのも近年の韓国映画ならでは。父親役は「王になった男」のリュ・スンリョン。