「アデル、ブルーは熱い色」で話題を呼んだA・ケシシュ監督が2007年に発表し、第64回ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞ほか、多くの賞に輝いた要注目の秀作ドラマ。
フランス南部の港町セットで港湾労働者として働くチュニジア移民のスリマーヌ。バツイチの彼は、前妻のソアドとの間に4人の子どもと2人の孫があったが、彼らにはすっかり煙たがられ、疎まれる存在と化していた。今や60歳を超え、あえなくリストラにあったスリマーヌは、港に停泊する古い船を改造してクスクス料理の船上レストランを開くことを思い立ち、新しい恋人の娘リムとともに早速その準備に奔走するが、前途は多難で…。作品データ
- 原題/La graine et le mulet
- 制作年/2007
- 制作国/フランス
- 内容時間(字幕版)/154分
- ジャンル/ドラマ
受賞歴
- 第64回(2007)ヴェネチア国際映画祭マルチェロ・マストロヤンニ賞(新人俳優賞)「アフシア・エルジ」
- 第64回(2007)ヴェネチア国際映画祭審査員特別賞
出演
役名 | 役者名 |
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スリマーヌ | アビブ・ブハール |
リム | アフシア・エルジ |
カリマ | ファリダ・バンケタッシ |
ラティファ | アティカ・カラウイ |
ジュリア | アリス・ウリ |
スタッフ
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監督アブデラティフ・ケシシュ
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製作クロード・ベリ
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脚本アブデラティフ・ケシシュ
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撮影ルボーミール・バックチェフ