大学の演劇講師の前に外見がうり二つの彼の分身が出現。若きB・ベルトルッチ監督がドストエフスキーの「二重人格」を独自に翻案して生み出した前衛色全開の長編第3作。
大学で演劇のクラスを受け持つ青年講師のジャコッベ。急進的な彼は、学生たちに熱っぽく革命思想を説く一方、周囲からは融通の利かない頑固者として敬遠されていた。彼は大学教授の娘クララにひそかに好意を抱き、彼女の誕生日を祝うパーティーに駆けつけるが、その奇矯な振る舞いがひんしゅくを買い、会場から追い出されてしまう。その帰り道、彼の前に巨大な黒い影が出現し、以後、自己の分身と奇妙な対話を繰り返すようになる。作品データ
- 原題/Partner.
- 制作年/1968
- 制作国/イタリア
- 内容時間(字幕版)/109分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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ジャコッベ/ジャコッベの分身 | ピエール・クレマンティ |
クララ | ステファニア・サンドレッリ |
洗剤売りの娘 | ティナ・オーモン |
ペトルーシュカ | セルジョ・トファーノ |
大学教授 | ジュリオ・チェーザレ・カステッロ |
スタッフ
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監督ベルナルド・ベルトルッチ
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脚本ベルナルド・ベルトルッチ
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脚本ジャンニ・アミーコ
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撮影ウーゴ・ピッコーネ
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音楽エンニオ・モリコーネ