暗闇の先には、きっと、光がある。若き日の名匠・木下惠介監督が、第2次世界大戦末期、病気の母とともに歩んだ苦難の道のりを、実話をもとに映画化した珠玉の感動作。
昭和19年、政府の肝いりによる国策映画「陸軍」を監督したものの、その内容が時局に沿っていないと当局からにらまれた新進監督の木下惠介は、映画作りに嫌気がさして会社に辞表を提出。病気で倒れた母のたまが療養する浜松の実家に向かう。しかし、日本の戦局はいよいよ悪化し、昭和20年夏、惠介は、病気のたまをリヤカーに乗せ、兄の敏三と便利屋の青年と助け合いながら、険しい山越えの待つ困難な疎開の旅に出発する。作品データ
- 制作年/2013
- 制作国/日本
- 内容時間/97分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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木下惠介(正吉) | 加瀬亮 |
木下たま | 田中裕子 |
木下敏三 | ユースケ・サンタマリア |
便利屋 | 濱田岳 |
木下周吉 | 斉木しげる |
学校の先生 | 宮崎あおい |
スタッフ
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監督原恵一
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製作石塚慶生
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製作新垣弘隆
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脚本原恵一
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撮影池内義浩
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音楽富貴晴美