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汚れなき祈り

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汚れなき祈り

私たちを引き裂くのは神か、悪魔か―。現代の修道院を舞台に起きた悲劇をC・ムンジウ監督が冷徹に描き、第65回カンヌ国際映画祭で女優賞と脚本賞に輝いた衝撃の問題作。

1980年代の独裁政権下のルーマニアを舞台に、法律で禁止されている中絶手術をする必要に迫られた女性たちの受難を、「4ヶ月、3週と2日」でリアルに描き、第60回カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたムンジウ監督。本作では、2005年、現代のルーマニアの修道院で実際に起きた事件をもとに、悪魔に取り憑かれたとして不条理な運命をたどる少女の姿を冷徹なまなざしでじっくりと描写。ともに映画初出演となる主役の新人2人が、第65回カンヌ国際映画祭で女優賞をダブル受賞したほか、脚本賞にも輝いた。

汚れなき祈り

私たちを引き裂くのは神か、悪魔か―。現代の修道院を舞台に起きた悲劇をC・ムンジウ監督が冷徹に描き、第65回カンヌ国際映画祭で女優賞と脚本賞に輝いた衝撃の問題作。

かつて幼少時代を同じ児童養護施設で過ごした2人の少女、アリーナとヴォイキツァ。いまや修道院にいるヴォイキツァをある日アリーナが訪ねて、2人は久々に再会。アリーナは、2人で一緒に生活しようとヴォイキツァを誘うが、神の愛に目覚めたヴォイキツァは修道院での暮らしに満ち足りていた。修道院での生活に一向になじめないアリーナは、次第に暴れるようになって始末に負えなくなり、思い余った神父と修道女たちはついに…。

作品データ

  • 原題/Dupa dealuri
  • 制作年/2012
  • 制作国/ルーマニア/フランス/ベルギー
  • 内容時間(字幕版)/152分
  • ジャンル/ドラマ

受賞歴

  • 第65回(2012)カンヌ国際映画祭女優賞「クリスティーナ・フルトゥル」
  • 第65回(2012)カンヌ国際映画祭女優賞「コスミナ・ストラタン」
  • 第65回(2012)カンヌ国際映画祭脚本賞

出演

役名 役者名
ヴォイキツァ コスミナ・ストラタン
アリーナ クリスティナ・フルトゥル
司祭 ヴァレリウ・アンドリウツァ
修道女長 ダナ・タパラガ

スタッフ

  • 監督
    クリスティアン・ムンジウ
  • 製作
    クリスティアン・ムンジウ
  • 原案
    タティアナ・ニクレスク・ブラン
  • 脚本
    クリスティアン・ムンジウ
  • 撮影
    オレグ・ムトゥ

ユーザーレビュー

現在、4件のレビューが登録されています。

  • この監督はやってくれます!

    • ★★★★★
    • クロエ4477
    • 2014/09/19 08:21

    私は「4ヶ月、3週と2日」で免疫ができてたけど、本作見て強烈な印象持たれた人、沢山いたんじゃないかと思う。アリーナとヴォイキツァの友情、信仰心……。ある意味、登 続きを読む

  • 秘密の儀式

    • ★★★★☆
    • hero come on
    • 2014/05/28 15:49

    …あらすじは、解説のとおり。
      2005年のルーマニアで実際に起きた悲劇を基に作られた作品らしい。
      かつて孤児院で育った二人の女性のうちのヴォイキツァ
    続きを読む

  • 宗教という名の殺人

    • ★★★★★
    • よいこままちゃん
    • 2014/05/18 09:25

    救いようのない痛ましさ。救われたかに見えたことも遅きに失して涙も出ない。ただただ胸が痛みました。

  • 真逆の「汚れある祈り」

    • ★★★☆☆
    • Charlotte.1
    • 2014/05/17 21:31

    2005年、現代のルーマニアの修道院で実際に起きた殺人事件をベースに孤児院で育った2人のう若き女性の友情と信仰を描いている。1980年代のチャウシェスク独裁政権 続きを読む

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