囚人たちが刑務所内でW・シェイクスピアの芝居に挑む様子を、イタリアの名匠P&V・タヴィアーニ兄弟が重層的に描き、第62回ベルリン国際映画祭金熊賞に輝いた異色作。
イタリアのローマ郊外にあるレビッビア刑務所。ここでは毎年、囚人たちが、演劇実習として芝居の稽古に励み、その成果を所内の劇場で一般の観客にお披露目公演するのが、ユニークなならわし。今年の演目は、シェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」に決まり、重犯罪者ぞろいの囚人たちの中からオーディションで選抜された末、サルヴァトーレ、ジョヴァンニらがキャストに起用され、刑務所内で熱心に芝居の練習を積んでいく。作品データ
- 原題/Cesare deve morire
- 制作年/2012
- 制作国/イタリア
- 内容時間(字幕版)/77分
- ジャンル/ドラマ
出演
役名 | 役者名 |
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キャシアス | コジーモ・レーガ |
ブルータス | サルヴァトーレ・ストリアーノ |
ジュリアス・シーザー | ジョヴァンニ・アルクーリ |
アントニー | アントニオ・フラスカ |
ディシアス | フアン・ダリオ・ボネッティ |
スタッフ
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監督パオロ・タヴィアーニ
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監督ヴィットリオ・タヴィアーニ
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製作グラツィア・ヴォルピ
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脚本パオロ・タヴィアーニ
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脚本ヴィットリオ・タヴィアーニ
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劇中戯曲ウィリアム・シェイクスピア
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撮影シモーネ・ザンパーニ
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音楽ジュリアーノ・タヴィアーニ
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音楽カルメロ・トラヴィア