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フード・インク

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フード・インク

いま現代人たちが食べているのは食品ではなく、大量消費を前提として生み出されている工業製品だ……。ショッキングな食の実態にカメラが迫った、衝撃のドキュメンタリー!

第82回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた問題作。タイトルの「フード・インク」の中の“インク”とは“企業”、ひいては巨大企業のこと。食品の味や消費者の健康よりも価格が重視される現代の消費文明で、巨大食品産業が効率重視の生産を行なっている実態に取材陣は肉薄。作品は、問題が山積みとなった現状を鋭く掘り下げる一方、オーガニック・フードの価値を説いて救いを感じさせる。日本では《食の社会見学シリーズ》と銘打ち、「ありあまるごちそう」とあわせて連続公開された。

フード・インク

いま現代人たちが食べているのは食品ではなく、大量消費を前提として生み出されている工業製品だ……。ショッキングな食の実態にカメラが迫った、衝撃のドキュメンタリー!

全米のスーパーで販売されている鶏肉は、生産地までたどると意外な事実が判明。かつての半分の期間で2倍の鶏肉を生産するため、工場でニワトリは急激に成長させられるが、足の成長が追いつかずに少し歩いただけで足の骨が折れる。また食用牛も巨大工場ですし詰めにされ、従来のような牧草より廉価なコーン(とうもろこし)を食べるため、病気にかかりがち。このように巨大食品産業が効率重視の生産を続けることに未来はあるのか?

作品データ

  • 原題/Food, Inc.
  • 制作年/2008
  • 制作国/アメリカ
  • 内容時間(字幕版)/94分
  • ジャンル/ドキュメンタリー

スタッフ

  • 監督
    ロバート・ケナー
  • 製作
    ロバート・ケナー
  • 製作
    エリス・パールスタイン
  • 撮影
    リチャード・ピアース
  • 音楽
    マーク・アドラー

ユーザーレビュー

現在、4件のレビューが登録されています。

  • TPP反対すべきか?

    • ★★★★★
    • やまたのぱぱ
    • 2012/04/08 14:37

    衝撃的な画像の連続、私達が口にするものが、こんな風に出来たのか、恐らく大部分は本当なのでしょうが、少し信じられない部分も。細部に関しては検証は必要でしょう。
    続きを読む

  • 自由の国、アメリカ

    • ★★★☆☆
    • るーぶるS
    • 2012/04/01 18:07

    何事も過剰は良くない。自由も過ぎれば、独占の自由や弱いものを握りつぶす自由、なんてことになりますという典型を見せられました。確かに彼らの嗜好や知識の問題もあるの 続きを読む

  • さらばアメリカ工業食品

    • ★★★★★
    • 碧洛
    • 2012/03/26 11:30

    アメリカの「資本主義」の行き過ぎを感じさせられる作品。
    元々行かないファーストフードに、もはや行けない。
    アメリカ食品はやはり買えない。

    善良なる人々が努力を
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  • 驚愕の真実!

    • ★★★★★
    • modetaka
    • 2012/03/25 22:38

     我々が生きて行く為の食料(原料・食材)が大企業によって支配されている。逆にそれを正そうと考えている人(生産者)はいるが・・・、やはり・・・・。

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