映画

優駿 ORACION

宮本輝の小説を、斉藤由貴、緒形直人の共演で映画化したヒット日本映画。小さな牧場で生まれた競走馬オラシオンのダービー出場をめぐり、周囲の人々が人間模様を織り成す。

「花の降る午後」「螢川」など映画化作品も多い作家・宮本輝のベストセラーをドラマ「北の国から」の演出を手掛けた杉田成道が監督して映画化。無名の牧場で生まれながら卓越した才能を持つ競走馬オラシオンを軸に、日本ダービー出場を目指す関係者たちのドラマを綴った感動作だ。クライマックスのダービーは、撮影当時に開催された実際のレース映像を利用し、臨場感あふれる場面となった。主演の斉藤由貴と緒形直人に加え、親子共演となる緒形拳、ほか吉岡秀隆、仲代達矢、田中邦衛などキャストの顔ぶれも見もの。