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二十四の瞳

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二十四の瞳

壺井栄の原作をもとに、瀬戸内海の小島の分教場に赴任してきた女性教師とその生徒たちとの心の交流を叙情性豊かに綴り、木下惠介監督の名声と地位を決定づけた古典的名作。

同名児童小説を、名匠・木下惠介監督が、今見ても鮮やかなタッチの演出で映画化。瀬戸内海に浮かぶ小豆島を舞台に、そこの分教場に赴任してきた女先生と12人の生徒の心温まる交流を、詩情豊かに綴るとともに、彼らの間を引き裂く戦争の悲惨さも、昭和初期から終戦に至る時代の変遷を通して鋭く照射。興行的にも批評的にも大成功を収め、同監督の名声を不動のものにした。主演・高峰秀子と子役たちのひたむきな姿は、観客の感涙を永遠に誘ってやまない名作だ。

二十四の瞳

壺井栄の原作をもとに、瀬戸内海の小島の分教場に赴任してきた女性教師とその生徒たちとの心の交流を叙情性豊かに綴り、木下惠介監督の名声と地位を決定づけた古典的名作。

昭和3年。瀬戸内海に浮かぶ小豆島の小学校の分教場に、女学校を卒業したばかりのハイカラな女性教師、大石久子が赴任。12人のかわいらしい1年生は彼女のことを“小石先生”と呼んでなつく。ある日彼女が思いがけず骨折し、しばらく学校を休むことになったときには、生徒全員がはるばる長い道のりを歩いて彼女に会いに来て久子を感動させる。だが、やがて時代の流れは久子や彼女の教え子たちを戦争の激しい嵐に巻き込んでいく。

作品データ

  • 制作年/1954
  • 制作国/日本
  • 内容時間/157分
  • ジャンル/ドラマ

出演

役名 役者名
大石久子 高峰秀子
大石久子の夫 天本英世
分教場の男の先生 笠智衆
岡田磯吉 田村高廣
久子の母 夏川静江
男の先生の妻 浦辺粂子
香川マスノ(成人後) 月丘夢路

スタッフ

  • 監督
    木下惠介
  • 製作
    桑田良太郎
  • 脚本
    木下惠介
  • 撮影
    楠田浩之
  • 音楽
    木下忠司

ユーザーレビュー

現在、4件のレビューが登録されています。

  • 感動ふたたび

    • ★★★★★
    • ササキコジロウ
    • 2014/11/16 11:35

    あれは中学生の頃でした。あの頃は月に一回程度、学校から文部省選定映画を見に行く事が出来ました。二十四の瞳の上映が終わり劇場の黒幕が開けられた時、男子も女子も男先 続きを読む

  • 久々に「映画」を観た気がします

    • ★★★★★
    • lunalovegood
    • 2014/11/14 14:11

    最近は「泣ける映画」なんていう陳腐な言葉で飾った、映画にする価値もないような薄っぺらな映画が氾濫していますが、本当の感動は、押し付けられなくても静かに溢れてくる 続きを読む

  • 仰げば尊し

    • ★★★★★
    • hero come on
    • 2014/07/23 14:16

    …1987年の田中裕子主演のリメイク版は観たことがあったが、本作は未見だったので観てみる。
      …あらすじは解説のとおりと書くまでもなく、瀬戸内海・小豆島を舞
    続きを読む

  • 12歳の記憶

    • ★★★★★
    • よいこままちゃん
    • 2014/07/17 16:34

    60年前に鑑賞したんです。12歳の時の自分の記憶力に驚いています。(今は昨日見た映画でも怪しい)先生と子どもの情愛。同級生の貧富の差。当時の統制された思想。生活 続きを読む

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